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備中国分尼寺跡
備中国分尼寺跡(総社市上林ほか)は、天平13(741)年に聖武天皇の詔により、備中国分寺とともに建立されました。全国に約60か所あった国分寺・国分尼寺のうち、国分寺の多くが確認されている一方、国分尼寺は所在不明の例が多く、備中国分尼寺跡は岡山県内で唯一、国史跡に指定されています(大正11(1922)年指定)。
南門・中門・金堂・講堂が南北一直線に並ぶ伽藍配置で、寺域は東西約112.8m、南北約228.7mにおよび、周囲をめぐる築地<ついじ>や金堂の礎石が現在も良好に残っています。

金堂跡(北西から)

塔跡(東から)
発掘調査の成果(令和5年度~)
令和5年度からの岡山県古代吉備文化財センターによる発掘調査で、南門・中門・講堂・金堂の規模や構造が明らかになりました。
調査成果は以下のパンフレットでご覧いただけます。
▶ パンフレット 「吉備路の歴史遺産」魅力発信事業 史跡 備中国分尼寺跡 (←クリックでパンフレットを表示します。)
これまで詳細不明とされてきた金堂東側の建物について、調査の結果、平安時代に建立された塔であることが判明しました。 従来、国分尼寺には塔が存在しないとされており、既存寺院の転用を除けば、新設の国分尼寺に塔が建てられた例は全国で初めてとなります。
この成果は、以下の動画で紹介しています。
▶ 解説動画(YouTube) 備中国分尼寺跡で平安時代の塔発見! (←クリックでYouTubeにリンクします。)
古代瓦復元製作動画
備中国分寺・国分尼寺跡から出土した瓦をもとに、古代瓦製作の様子を動画で公開しています。
▶ 製作動画リスト(YouTube) 【復元!古代瓦】プレイリスト (←クリックでYouTubeにリンクします。)


