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テーマ展示

更新日:2023年11月30日更新

テーマ展示「鬼ノ城―発掘成果が語るその歴史―」

概要

 鬼ノ城(史跡 鬼城山)は、総社市奥坂にある古代山城です。古代山城とは、緊迫した大陸情勢を背景に7世紀後半ごろに築かれた軍事施設です。「日本100名城」に数えられ、日本遺産ともなるなど、多くの観光客が訪れる名所となっています。しかし、鬼ノ城は歴史書には一切登場せず、築城時期や性格については謎とされてきました。
 岡山県古代吉備文化財センターは平成11年に城内の確認調査を実施し、その成果を受けて平成18(2006)年~平成23(2011)年まで6か年をかけて発掘調査を実施しました。その結果、多数の遺物が出土しただけでなく、鍛冶炉や土手状遺構などが見つかり、鬼ノ城の性格を知る上で貴重な成果が得られました。今回の展示は調査により見つかった出土品と調査時の写真を併せて展示し、謎とされてきた鬼ノ城の歴史をご紹介します。
鬼ノ城の写真

開催期間

令和5年10月18日(水曜日)~令和6年度4月14日(日曜日)

土曜日・日曜日・祝日も開館
令和5年12月29日(金曜日)~令和6年1月3日(水曜日)までは休館、臨時休館あ

開館時間

午前9時~午後5時

展示内容・展示品

・須恵器 円面硯    (飛鳥時代~奈良時代)
・須恵器 杯蓋     (飛鳥時代~奈良時代)
・須恵器 高杯     (飛鳥時代~奈良時代)
・須恵器 長頸壺    (飛鳥時代~奈良時代)
・鞴羽口        (飛鳥時代~奈良時代)
・瓦塔         (飛鳥時代~奈良時代)
・水瓶         (平安時代)
展示の様子