「吉備路ウォーク」を開催しました！

​　１２月２日（土曜日）に、総社市にある吉備路風土記の丘内で吉備路ウォークを開催しました。本イベントは備中国分寺・国分尼寺跡やこうもり塚古墳といった吉備路のシンボルといえる遺跡を、センター調査員が解説しながら巡るものです。

　当日は大変よい天気で、絶好のウォーキング日和となりました。備中国分尼寺跡では当センターが実施している発掘調査の様子を調査員が説明したほか、現在も礎石の残る金堂跡や講堂跡を歩きました。こうもり塚古墳では、普段入ることのできない横穴式石室の中をご覧いただいたほか、センターが令和４年度まで実施した発掘調査で分かったことを解説しました。参加された皆さんからは「詳しい説明を聞きながら歩くと新たな発見があった」「発掘調査の現場を間近で見ることができ、とても驚いた」といった感想をいただきました。

　
（左）日照山国分寺五重塔　（右）備中国分尼寺跡の発掘調査状況の説明

　
（左）こうもり塚古墳の横穴式石室　（右）こうもり塚古墳の前方部墳頂