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緑山古墳群

更新日:2020年9月30日更新

 こうもり塚古墳から北西約1kmの丘陵上に位置する6世紀中ごろから後半にかけてつくられた古墳群です。

 19基で構成され、丘陵の尾根上に6・7・8号墳が並んでいます。6号墳は墳径約16mの円墳で、全長約6mの横穴式石室をもちます。石室内では二つの木棺の痕跡が確認され、鉄刀や鉄鏃、馬具、須恵器や土師器が出土しました。小ぶりな石を使って石室をつくることから古墳群中で最も古いと考えられます。7号墳は墳径約23mの円墳で、石室の全長は約10mを測ります。8号墳は墳径約33m、高さ約10mの墳丘をもち、横穴式石室は全長15m、石室内の高さが約4mと墳丘・石室ともに群中で最大の規模を持ち、巨大な石を使って石室をつくっています。