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勝負峪遺跡 津山市平福

更新日:2020年6月15日更新

その1(令和2年6月12日更新)

 4月から調査を行っている勝負峪遺跡では、弥生時代中期と古墳時代後期の段状遺構<だんじょういこう>などを確認しました。
 段状遺構は斜面を削って平坦面を作ったもので、平坦面の山側には溝が掘られています。 
 弥生時代中期の段状遺構では、柱穴が数本見つかり、その中から少量の土器とともに0.2cm~2cm程度の大きさの石のかけらが数多く出土しました。これはサヌカイトと呼ばれる石材で、石器によく使われることから、この段状遺構では石鏃<せきぞく>などの石器を製作していたと思われます。 
 古墳時代後期の段状遺構からは、土師器<はじき>や須恵器<すえき>の小片とともに大きさが5から8cm程度の鉄滓<てっさい>が見つかりました。床面に熱を受けた痕跡があり、鍛冶<かじ>作業が行われていた可能性もあります。

弥生時代中期の段状遺構
弥生時代中期の段状遺構

古墳時代の段状遺構
古墳時代後期の段状遺構