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女性職員の活躍

岡山県警察では多くの女性職員が活躍しています。育児休業などの制度面や、女性ならではの視点で見る警察という仕事についてインタビュ-しました。

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警察署 刑事第一課 警部(所属・階級は令和7年1月時点)

育児休業に入る前に不安に思ったことはありましたか?

私は2度出産を経験しましたが、2人とも出産前に2か月間も入院してしまいました。しかも、2人とも緊急入院でした。育児休業に入る前の心構えができないまま、入院、出産、育児休業となりました。仕事をそのままにした状態で入院してしまい自己嫌悪に陥っている中、当時の上司がご家族で度々お見舞いに来てくださり、「仕事のことなんか考えるな。子どものことだけ考えてろ」と言ってくれました。係長が言ってくださったこの一言が、私にとって以後の警察人生の支えとなりました。

家庭と仕事をどのように両立していますか?

私の場合、第一子出産、復帰した時には刑事課勤務だったこともあり、自分への負担を減らすため、朝早く起きて食事や掃除をし、できないときは夫に頼んで家事をしてもらうこともありました。とはいっても、子どもが熱を出したり、病気になって通院や入院をする時は、仕事を休んで子どもに寄り添っていました。また、子どもの学校行事の参加の際は、積極的に子育て休暇を取得できるので、休暇取得までに必要な仕事を終わらせるなど、仕事の進捗状況を図りながら休暇を活用していました。福利厚生も充実しているので安心して子育てができるのはとても助かりました。

これから警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

私は、この年になるまで警察官になったことを後悔したことは一度もありません。確かに、休日や夜間に働くこともありますが、必ず代休があり、時には家族サービスのために連休も取得できるので、仕事をする上でとても励みになります。そして、何より、私が警察官になってよかったと感じる瞬間は、県民の安全安心を守っているということが実感できた時です。仕事で充実し、家庭やプライベートも充実できる警察の仕事は、「生まれ変わってもなりたい職業ナンバーワン」です!

女性2

警察本部 人身安全対策課 警部補(所属・階級は令和7年1月時点)

家庭と仕事をどのように両立していますか?

子供の送迎や学校行事への参加など、夫婦でよく話し合い、分担しています。また、仕事面では、業務に優先順位をつけて処理することで時間外勤務を減らし、家族の時間をしっかりとるようにしています。警察には、様々な休暇制度が設けられており、上司からも積極的な休暇取得を勧めてもらえるので、家庭と仕事の両立ができています。

キャリアアップする上で不安に思ったことはありますか?

私がキャリアアップしたいと考えた理由は、女性警察官の先輩方の活躍を見て、自分も幹部として仕事がしたいと思ったからです。キャリアアップをすることに不安に感じることはありますが、今度は自分自身が後輩の皆さんの手本になれるよう、日々努力していきます。

これから警察官を目指す方へメッセージをお願いします。

警察官は、昔は男性中心の仕事というイメージがありましたが、今は女性が様々な部署で活躍しています。私自身、仕事も私生活も充実しており、警察官になって本当によかったと思っています。警察官を目指す皆さんと、一緒に働けることを楽しみにしています。

女性3

警察本部 厚生課 課長補佐(所属・役職は令和7年1月時点)

これから警察行政職員を目指す方へメッセージをお願いします。

警察行政職員の仕事は、警察組織に欠かせない仕事です。落とし物や免許業務などの窓口業務から、福利厚生、施設管理、交通規制、鑑識など携わることのできる仕事は多岐にわたっています。育児休業や各種休暇、給与や各種手当など福利厚生制度も充実しており、一生涯の仕事として間違いないと思います。そして、何より、警察という仕事は非常にやりがいのある仕事です。一緒に頑張りましょう。