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先輩職員の声 刑事警察

【刑事警察】
殺人や強盗などの凶悪犯罪や詐欺事件などの知能犯罪、暴力団などによる組織犯罪などの事件の最前線で捜査活動を行い、犯人検挙と事件の全容解明に全力を尽くしています。

先輩 刑事

警察本部 機動捜査隊 巡査部長(所属・階級は令和7年1月時点)

警察官になろうと決めた際、背中を押してくれた言葉があれば教えてください。

警察官を目指していると家族に伝えたとき、警察官の父親から「どの仕事も続けていたら大変な思いをすることはある。でも、助けた人から感謝の言葉をもらったときには疲れも忘れてしまう」という言葉を掛けてもらいました。その言葉を聞いたとき、人を助けることができる仕事にやりがいを感じ、警察官を志す気持ちがより一層強くなりました。

仕事で一番やりがいを感じる瞬間や、過去のエピソードを教えてください。

粘り強く捜査を続けたことで犯人を検挙できたときには、大きなやりがいを感じます。特定の地域で忍込み窃盗事件が連続発生していたとき、連日に渡る張り込み捜査の結果、現場に姿を現した男を発見し、ついに犯人と特定することができました。夜間ということもあり、長期間の捜査は決して楽なものではありませんでしたが、苦労した分、事件を解決することができたことは、何事にも変えられない大きな喜びとなりました。

これから警察官を目指す方にメッセージをお願いします。

一つに警察官と言ってもさまざまな業務があるので、警察官になった後で自分の希望の部門を見つけて、それを専門として仕事をしていくこともできます。もし、警察官になることに何か不安を感じている人でも、警察官という広いフィールドなら、あなたの性格や感覚を活かすことができる場がきっとあると思います。ぜひ勇気を出して一歩を踏み出してほしいと思います。

先輩 刑事2

警察本部 刑事企画課 警部(所属・階級は令和7年1月時点)

現在の業務内容を教えてください。

現場の刑事課員が働きやすく、仕事に専念できる環境を作れるよう、刑事警察の根幹をなす規程、制度の整備など、業務改善を行っています。トップダウンにならぬよう、現場の刑事課員の意見を吸い上げることを心がけています。意見について所属の中で検討を行い、時には他部門の担当者にも話を聞きながら、日々改善案を考えています。

仕事をする上で、大切にしている言葉を教えてください。

「捜査は被害者のために」これだけは絶対に忘れてはいけない。刑事警察を筆頭に、警察の業務は、被害者のためにあると考えています。犯人の逮捕までにどんなに時間がかかって苦労しても、被害者から謝意を述べられたときに全てが報われたように感じます。

これから警察官を目指す方にメッセージをお願いします。

警察官を目指すきっかけは人それぞれで、仕事の内容を最初から全て分かっている人もいません。しかし、警察は「誰かのために」働ける仕事であることは間違いありません。県民のためにと今は思えなくても、友人のために、家族のために、大切な人のためにという気持ちがあれば、仕事を続ける中で、奉仕の精神は自ずと身につくと思います。警察官として一緒に頑張りましょう。