９月３０日　第１回岡山県議会地域公共政策セミナーを開催しました。

　岡山県議会では、県政や議会運営に関する具体的な政策課題の解決に向けた立案を行うため、地域公共政策に関する今日的な課題の研究に取り組んでいます。
　取り組みの一環として、認知症当事者のための相談窓口「おれんじドア」の丹野智文代表らを招き、「認知症とともに生きる人　家族とのパートナーシップ」と題してセミナーを開催しました。
　39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された丹野氏からは、その後の生活や認知症を理解してもらう取り組みなどを紹介していただきました。また、岡山県立大学保健福祉学部の佐藤ゆかり准教授らが加わってのパネルディスカッションでは、笠岡市と総社市の関係者による活動報告や施策の紹介をいただき、議員とも活発な意見交換を行いました。
　今回のセミナーを受講した議員は、認知症サポーター養成講座の修了者となったほか、認知症への一層の理解を深めることができました。
　引き続き、こうしたセミナーなどを通じて議員自身の政策能力を高め、議会そのものの充実・強化を図るとともに、県民の皆様からの、議会や議員への理解や信頼の向上に取り組んでまいります。