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平成21年度外部評価委員会による評価結果について

印刷ページ表示 ページ番号:0466270 2009年10月24日更新環境保健センター
岡山県環境保健センターでは平成20年度から厳しい財政状況の下、限られた行政資源を有効に活用し、試験研究を効率的・効果的に推進するため、外部評価を実施しています。平成21年度は3研究課題における中間評価を実施しました。

環境保健センター外部評価委員会 「課題評価(中間評価)」

開催日時

平成21年8月25日(火曜日)13時30分から16時00分

開催場所

ピュアリティまきび(岡山市北区下石井2-6-4)

評価調書

評価結果

評価概要

(1)課題名「有害化学物質の環境汚染実態の解明と分析技術の開発に関する研究」
・環境省の化学物質分析法開発と連携し、県独自の緊急時に即した分析技術の開発や汚染実態の把握に取り組んでおり、大きな成果を上げている。県民の安全・安心を守るため、また職員の技術力・研究力の維持向上のため、本研究を継続することが必要と考える。
・今後、研究の意義及び成果を、より県民に分かりやすく情報発信するとともに、行財政改革の推進が業務遂行上の阻害要因とならないよう、環境省委託費以外の外部資金の導入等についても検討を進められたい。

(2)課題名「胃腸炎ウイルスの疫学的研究」
・胃腸炎ウイルスについて、検査法の開発改良を行い、新型・変異ウイルスの出現を監視し、その成果を学会等において積極的に発表している。新型インフルエンザが大流行する現在、県民の健康危機管理に関する意識は高く、本研究を継続する必要があると考える。
・今後、研究目標及び成果をより県民に分かりやすく情報発信するとともに、行財政改革が業務遂行上の阻害要因とならないよう、健康危機管理に必要な人員及び予算の確保に配慮されたい。
・なお、新型インフルエンザ対応による研究の遅れは、健康危機管理上、不可避なものである。   

(3)課題名「食の安全に関する調査研究」
・食品の行政検査における検査手法の確立に関する研究に取組んでいる。食の安全は、県民にとって非常に関心の高い事項なので、本研究を継続する必要があると考える。
・今後、研究目標及び実施内容をより具体化し、行政検査との区分を明らかにするとともに、得られた成果をより県民に分かりやすく情報発信してほしい。
・また、行財政改革の推進が業務遂行上の阻害要因とならないよう、健康危機管理に必要な人員及び予算の確保に配慮されたい。