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安全検査施設(P3)

印刷ページ表示 ページ番号:0713791 2022年5月13日更新環境保健センター

 私たちの周りでは常にさまざまな感染症が発生し、健康や食の安全への影響が懸念されています。特に危険度の高い細菌・ウイルスの試験検査では、検査室から外部への病原体の漏えいを防止するとともに、検査者を保護するため、飛散防止設備を備えた専用の検査室で検査することが求められています。
 安全に精度の高い検査を行うためには、施設外からの検査の妨げになる微生物の混入防止と施設内で取り扱う病原体の漏えい防止が求められるため、施設は気密性の高い構造とし、給排気は高性能フィルターを通して行っています。施設内には検査者の安全性を確保するため安全キャビネットを設け、この中で微生物の飛散を防ぎながら検査を行っています。
 本施設では、細菌(結核菌、炭疽菌、チフス菌など)、ウイルス(新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、HIV、ノロウイルスなど)、リケッチア(ダニ媒介感染症の1つである日本紅斑熱リケッチアなど)などの検査を行い、感染症対策や食の安全の推進に役立てています。また、新たな感染症の集団発生等の緊急時にも備えています。

飛散防止設備を備えた専用検査室の画像です。安全キャビネットでの操作の画像です。超遠心機での操作の画像です。

(写真 左から飛散防止設備を備えた専用検査室、安全キャビネットでの操作、超遠心機での操作)