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水稲の高温対策と病害虫防除の徹底について(緊急情報No2)

印刷ページ表示 ページ番号:0985636 2025年7月9日更新普及連携部
6月中旬以降、高温が続いており、今後の気温も高いことが予想されています。早生品種はこれまでの高温により、平年より早く幼穂形成が始まっています。また、中生・晩生品種は分げつ期となっており、概ね順調に生育しています。
登熟期間の高温は、高温障害による白未熟粒多発の原因となります。また、高温により緩効性肥料の窒素成分の溶出が早まると、登熟期間に窒素不足となり高温障害を助長することがあります。
今後の気象情報等に十分留意するとともに、高温障害を回避するための技術対策の徹底をお願いします。また、斑点米カメムシは多発生が予想されていますので、適切な防除を徹底してください。特に、不稔を発生させるイネカメムシは、出穂期直後が防除時期となるため、今年の出穂状況をよく確認し、地域の状況に応じた防除の徹底をお願いします。