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宅建業の開業に当たっての注意事項、備えておくべき標識・書類等
営業の開始・休止
営業開始の要件(営業保証金の供託・保証協会への加入)
免許の日から3か月以内にこの届出がなく、その後届出をすべき旨の岡山県からの催告が到達した日から1月以内に届出をしない場合には、免許を取り消すことがあります。
●営業保証金を供託する場合
営業保証金を供託する場合は、主たる事務所のもよりの供託所に、主たる事務所(本店)については1,000万円、従たる事務所(支店等)については事務所ごとに500万円を供託してください。
岡山県内の供託所の所在地
供託したときは、届出書に供託物受入れの記載のある供託書の写しを添付して、受付窓口(岡山県庁建築指導課)に届け出てください。届出の方法は次のページで案内しています。
営業保証金に関する各種手続●保証協会に加入する場合
保証協会に加入する場合は、協会ごとに社員になりうる資格や分担金以外の会費等の負担に関する規定があり、また入会審査等にも日数を要しますので、次のいずれかの協会に早めにご相談ください。
全国宅地建物取引業保証協会岡山本部(岡山県宅建協会内)
不動産保証協会岡山県本部(岡山県不動産協会内)
営業の休止
備えておくべき標識・書類等
書類等 |
内容 の 説 明 |
摘 要 |
標識 |
事務所には、次の標識を掲げなければなりません。
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記載事項に変更が生じた場合、速やかに修正してください。 |
報酬額表 |
事務所ごとの公衆の見やすい場所に、大臣が定めた報酬額表を掲示しなければなりません。 報酬額表(令和元年10月1日から適用) [PDFファイル/108KB]
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令和元年8月30日付けで国土交通省の改正報酬告示が公布され、これが令和元年10月1日から施行されました。
令和6年6月21日付けで国土交通省の改正報酬告示が公布され、これが令和6年7月1日から施行されます。 |
従業者名簿 |
事務所ごとに従業者名簿を備え、取引の関係者から請求のあったときはこれを閲覧に供しなければなりません。 |
●変更等があった場合2週間以内に記載。 |
取引台帳(取引記録) |
事務所ごとに、業務に関する帳簿(取引台帳)を備え、取引のあったつど法定事項を記載しなければなりません。(書式は法定されていません。犯罪収益移転防止法上の取引記録と兼ねる場合、次の事項が記載されていれば結構です。) (取引台帳・取引記録への記載項目)
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●事業年度の末日から5年間保存。(売買・その媒介・代理の場合は取引後7年間、新築住宅の売主としての売買の場合は事業年度の末日から10年間保存。) ●すぐにプリントアウトできればパソコンでの管理も可。 |
本人確認・本人確認記録 |
売買・その代理・媒介を行う場合は、次の確認を行ってその記録をしなければなりません。 ●ハイリスク取引の場合 資産及び収入の状況等を確認する必要があります。 (本人確認記録の記載事項)
※本人の同意を得て運転免許証等の写しを保管する場合、上記の記載事項のうち写しに記載されていない事項を、その余白に記載しておいてください。 |
●契約が終了した日等から7年間保存。 ●パソコンでの管理も可。 |
(参考) |
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従業者証明書 |
宅建業に従事する従業者(代表者を含む。)に、従業者証明書を携帯させ、取引の関係者の請求があったときはこれを提示させなければなりません。 |
有効期間を5年とする。 |
各種の届出等
届出等の種別 |
届 出 等 の 概 要 |
リンク |
各種の変更届 | 次の事由が生じた場合には、30日以内に届け出なければなりません。
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各種変更届 |
案内所等の届出 | 業務を行う次のような場所については、10日前までに届け出なければならない場合があります。
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案内所等の設置 |
住宅瑕疵担保履行法に基づく届出 | 過去10年間(平成21年10月1日以降に限る。)に売主として新築住宅を引き渡した宅建業者は、6か月ごとに届け出なければなりません。 | 供託・保険加入の届出 |
疑わしい取引の届出 | 次のような場合には、速やかに届け出なければなりません。
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届出様式等 |
廃業等の届出 |
次のような場合には、30日以内に届け出なければなりません。
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廃業等の届出 |
免許の更新申請 | 有効期間の満了後引き続き宅建業を営む場合には、有効期間満了の日の90日前から30日前までの間に更新申請書を提出しなければなりません。 | 免許申請(更新) |
監督処分・行政指導
担当部署
岡山県庁建築指導課街づくり推進班
tel.086(226)7450