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8月21日、県教委が主催する「自立応援室オンライン情報交換会」が、県内の小中学校の教職員やSC、SSWなど約80名の参加のもと実施されました。
自立応援室を必要としている児童生徒が増えている中、他校の取組を知ったり横のつながりを作ったりすることで、今後の自立応援室の運営に役立てていくことを狙いとして企画されたものです。
全体会では、早島町ふれあい教室の宗平涼平支援員から、「不登校からの成長と支援への道」と題し、自身の不登校、教育支援センターでの学びの経験をもとに講義をいただきました。
その後は、小学校・中学校のグループに分かれ、校種別の情報交換会を行いました。「自立応援室の運営体制はどうなっているか」「環境整備をする上での工夫は」などについて、自校の取組を紹介し、事例を共有していきました。
自立応援室の様子をリアルタイムで撮って画面に映すなど、オンラインの良さを生かした情報交換もなされました。
情報交換を通し、参加校からは、「2学期のスタートに向け、登校しぶりの生徒を受け入れられるよう整備を進めていきたい」「部屋の様子を実際に見せてもらえたので、自校でも真似していきたい」「自立応援室での過ごし方の計画の立て方などが参考になった。実践に生かしていきたい」といった前向きな感想が聞かれました。