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OKAYAMAスマホサミット2023 第2回を開催しました

印刷ページ表示 ページ番号:0869658 2023年8月4日更新教育政策課

〇中高生自身がスマートフォン等の適切な利用法について考えを深める

〇得られた成果を発信し、取組を広げていく

 こういったことを目的に、岡山県教育委員会では、平成26年度から「OKAYAMAスマホサミット」を毎年開催しています。8月2日に、今年度第2回目のサミットが開催されました。第1回はオンラインでの開催でしたが、今回は、県下の中学校、高校の計11校から生徒が参加し、意見交換などを行いました。

 

 中高生たちはグループに分かれて座りましたが、初対面で緊張の様子・・・コミュニケーションが活性化するように、まずは全員でアイスブレイクを行いました。

 

↓アイスブレイクの様子です。何をしているかわかりますか?

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 生徒たちの背中にはスマホにまつわるあるキーワードが。「アプリの名前」、「CMに出ている芸能人の名前」など、周囲の声かけをもとにグループを作っていきます。数分間の活動でしたが、ばっちり会場が温まりました。

 

 ほぐれてきたところで、意見交換に入っていきます。各校での取組を紹介し合います。あるグループでは、高校生から「普段はスマホの校内使用は禁止だが、文化祭の際には使ってよいことになった」との話があり、「どうやってOKになったの?」「ただ写真撮影だけに使うのではなく、アプリを使って文化祭のアンケートをとれるようにした」と、活用方法を提案して使用に至った経緯の報告がありました。「文化祭会場にフォトスポットを作ったりして、スマホをOKにすることでできることが増えたのが嬉しかった」という話もあり、有効活用している事例などが共有されていきました。

 

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 続いてのシンポジウムでは、国立教育政策研究所総括研究官の髙橋典久さんが講師を務めました。「そもそも学校にスマホのルールって必要?」という投げかけに、グループ内で意見を交わします。生徒からは、「授業は大切にしたいから、授業中は禁止というルールは必要」「休み時間には使ってもいいのでは」「授業で有効活用できる場面もあるかも」「ルールは必要だとは思うけど、しばられすぎるのは嫌だな」「周りの人に迷惑をかけないためのルールを自分たちで作っていきたい」といったような意見が出ました。髙橋さんからはこの後の活動に向け、「みんなの生活がよりよくなるようなメッセージを考えていこう」と言葉が贈られました。

 

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 最後に、グループで子どもたちや保護者に伝える、スマホの使い方に関するメッセージ案を考えました。スマホを悪者にせず、学習での活用など便利な面をアピールしたり、保護者に対しては家庭でのルール作りを呼びかけたりする案が発表されました。

 

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 11月の成果報告会に向け、さらに考えを深め、取組を進めていく予定です。

 

 

 

この記事に関するお問い合わせ

県教育庁教育政策課
Tel 086-226-7569