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6月16日、岡山東商業高校とおかやま信用金庫、岡山医療生活協同組合の3者で包括連携協定が締結されました。
既に各機関同士では連携がなされていた中で、更なる連携強化による地域貢献を実現するために、包括連携協定の締結が実現しました。
▲締結式の様子です ▲署名を披露します
岡山東商業高校の森山泰幸校長は、「金融・医療・教育の3分野がつながることで、新たな化学反応が起こり、地域活性化をさらに進めていくことができると考えている。連携を生かした取組を通して、生徒の成長につなげていきたい。」と語りました。
包括連携協定による具体的な行動プランの一例に、商品開発があります。現在、岡山東商業高校では高齢者や嚥下機能が低下した方向けのお菓子の商品開発を進めており、医療分野の知識や技能を取り入れながら、協働して取り組むこととしています。開発した商品は、おかやま信用金庫との連携で販路開拓を進めます。
他にも、岡山医療生協が実施しているボランティア活動を生徒のアイデアによりビジネスモデルに進化させることにもチャレンジします。授業で作成したビジネスプランは、おかやま信用金庫内の中小企業診断士にブラッシュアップしてもらい、実現可能なプランにしていくことも計画しています。
▲森山校長の説明
締結式には、生徒の代表者6名も参加していました。ビジネス創造科3年生の大月貴史さんは、「今回の商品開発自体は前年度の先輩のときから行っていたが、今回の協定を生かして、自分たちの代の商品を開発し、実際に販売までもっていきたい。これまで以上に地域貢献をしていきたい」と今後の抱負を語ってくれました。
▲生徒の代表者が意気込みを語ってくれました