2月6日、林野高校で、修学旅行で日本を訪れた台湾の長栄高級中学校の生徒を迎えて交流会が行われました。高級中学校は日本の高校生の年代に当たります。
林野高校では、平成29年度に台湾の国立台南第二高級中学校、台南市立大湾高級中学校と姉妹校協定を結び、両校と月1回ずつのオンライン交流を続けています。また、今回通訳を務めた許先生による中国語講座も月1回設けており、こうした交流や講座に参加している1、2年生から計30名が今回の交流会に参加しました。長栄高級中学校とは、昨年12月に台湾で開かれた日本との教育交流20周年記念式典に林野高校が招待されたことをきっかけにつながりができ、交流会が実現しました。林野高校で、台湾の生徒を迎えて対面による交流が行われるのは3年ぶりとなりました。
歓迎式では長栄高級中学校の代表生徒が流暢な日本語であいさつを述べ、林野高校の生徒を驚かせていました。その後、両校の生徒がそれぞれ英語で学校紹介を行った後、希望ごとに分かれて体験講座に参加しました。講座は茶道、琴、卓球、剣道の4つが設けられました。交流を通じて次第に打ち解け、互いに興味が出てきた生徒たちは、一緒に写真を撮ったり、連絡先を交換したりして、よい関係を築くことができたようでした。終了式では、林野高校の安東校長が「今回の縁を大事にしてほしい」と述べ、長栄高級中学校の引率の呉忠恩先生も「様々な体験をさせていただき感謝している。今度はぜひ台湾を訪問してほしい」と述べました。コロナ禍にもオンラインで継続して培ってきた台湾との絆を、今回の交流を通じてさらに強めることができたようでした。

▲歓迎式の様子

▲英語で学校紹介をする長栄高級中学校の生徒たち

▲体験講座の様子

▲記念撮影
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