12月15日、東岡山工業高校で、生徒とALTがものづくりを通じて交流を行いました。これは、同校が力を入れている「TOKOグローバルプロジェクト」の一環として行われたもので、県立学校に勤務する12名のALTが招かれ、校内から募集した51名の生徒が参加しました。
交流を通じ、外国や異文化についての知識を深めるとともに、多様な価値観に触れ、国際的な視野を持つ機会を生徒に与えることに加え、英語を用いて工業高校の特色である「ものづくり」を取り入れた活動を行い、「豊かな語学力」「コミュニケーション能力」「異文化理解」「チャレンジ精神」「地域に貢献する力」などを身に付けたグローバル人材の育成を目指します。当日は、司会もすべて英語で、生徒が行いました。
はじめに、生徒たちは数人ずつのグループになってALTを囲み、出身国についてのプレゼンを聞きました。異文化について興味深く聞いた生徒たちは、ALTからの質問に答えたりしながら、少しずつ英語での会話に慣れていく様子でした。次に、生徒が教える側になり、LEDランタンの制作を行いました。生徒は積極的に話しかけ、作業手順を教えることができていました。完成したランタンにALTも喜んでくれて、生徒たちもうれしそうでした。
参加した機電子科1年生の生徒は、「英語は苦手だったが、思ったより伝わった。ジェスチャーなどで一生懸命伝えると、相手が理解してくれ、緊張がほぐれた。英語でのコミュニケーションに少し自信がついた」と語ってくれました。普段学んでいるものづくりについてALTに教えることができ、自信を持つことにもつながったようです。

▲ALTから出身国についてのプレゼンを聞く生徒たち

▲LEDランタンの制作を指導しました

▲完成!うまくコミュニケーションもとれました

▲参加者全員で記念撮影
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