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飛島研修 ~飛島から未来を考える~

印刷ページ表示 ページ番号:0822978 2022年11月17日更新教育政策課
 11月17日、笠岡高校1年生の生徒全員が、笠岡諸島の飛島(大飛島)を訪問しました。これは、岡山県の「おかやま高校生地域未来創造事業」によるもので、飛島での生活や、ボランティア団体の活動に関わる講演や交流会、生徒実行委員の企画・運営による環境整備作業などを行いました。
 午前は、「飛島の生活を知る~飛島で育ったよそ者の若者の活動を通して~」をテーマに講演会と交流会が行われました。飛島ガーディアングループ代表の日置幸さんが、島外から通いながら島民の生活に溶け込み、寄り添う活動を続ける若者たちのこれまでの取り組みやその姿勢、「支えているつもりが支えられている」という思いなどを語り、自分の居場所を作ることの大切さを生徒たちに伝えてくれました。人口がたった25人である大飛島の人々が、不自由さを感じず、豊かで幸せであるという話は、生徒たちに良い意味で驚きを与えていました。
 午後は、島の高齢化のために手入れが行き届いていない港近くのヘリポートと、眺望スポット「恋人岬」の整備を2時間かけて行いました。実行委員の生徒17人は、現地を下見したり、興陽高校で芝生敷設の講習を受けたりしたうえで、整備計画を立て、作業手順動画を制作するなど、1人1台端末を駆使して準備し、また当日は他の生徒への指示も行いました。ヘリポートには、砂の舞上がりやストレッチャー移動の困難さを解消するため、笠岡市から提供を受けた芝生を敷設しました。「恋人岬」では、広範囲の草取りや標示板・鐘のペンキ塗りをし、草の生えにくい土を入れてレンガを設置しました。
 午前中の講演から活動の意義を理解し、「島の皆さんの『居場所』を少しでもきれいにしたい」と、心を込めて取り組んだ生徒たち。地域社会の課題を考えつつ、その持続的な発展に貢献することができ、達成感を味わうことができたようです。

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▲チャーター便で大飛島へ

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▲楽しいトークで盛り上がりました

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▲芝生を1枚1枚丁寧に

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▲緻密な計画のもと作業を行いました

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県教育庁教育政策課
Tel 086-226-7569