11月17日、倉敷工業高校でドローンの活用を考える授業が行われました。参加したのは、電子機械科の3年生10名。課題研究の授業で、普段は電子工作について学んでいます。この日はその一環として、ドローンによる空撮などの事業を行う「フライトベース大阪」の境恭史さんを講師に招き、様々な用途のドローンの操縦体験をとおしてドローンの仕組みや種類、法律について学び、その活用方法について考えました。今後、ますます身近な道具になる可能性の高いドローン。生徒たちが実際に手に触れられる体験ができれば、と同校の戸田義久教諭が企画し、境さんに依頼して実現しました。
境さんの説明を熱心に聞いた後、生徒たちは、実際にドローンを操作しました。ドローンには自動で姿勢を制御する機能のあるものや、小型で操作の難しい競技用のものなど様々な種類があり、それぞれの違いを体験しました。競技用ドローンにつけたカメラの映像をVRゴーグルで見ながら操作するのは迫力満点でした。
操作だけでなく、その仕組みや活用方法までを同時に考えることのできる貴重な体験となり、2時間の授業はあっというまに終了しました。参加した生徒たちからは、「ドローンについて詳しく知ることができ、楽しかった」「災害時など、行方不明者の捜索で活躍できそう」「境さんのように、好きなことを追究する仕事に関心を持った」などの感想が聞かれました。

▲空撮、点検、競技用など様々な用途のドローンがあります

▲操作を体験

▲ドローンのカメラから見た映像

▲記念撮影
この記事に関するお問い合わせ
県教育庁教育政策課
Tel 086-226-7569