10月31日、笠岡工業高校環境土木科3年の生徒が、笠岡市立笠岡小学校1年生の児童・保護者と一緒に通学路などの道路パトロールをしました。笠岡工業高校は、国土交通省中国地方整備局との連携による「道路パトロール活動」に参加して5年目になります。毎年、国道2号を中心に道路パトロールを行い、危険箇所の報告、補修工事等を行ってきました。
この度、笠岡小学校のPTAから依頼があり、初めて小学校と連携して実施しました。自分たちの通学路をパトロールすることにより、危険箇所を知り、安全に登下校できるよう、小学生に道路パトロールの重要性や道路の安全について学んでもらうことが目的です。笠岡小学校では「ふれあい参観日」として、保護者も児童と一緒に道路パトロールに参加しました。
笠岡工業高校環境土木科3年の6名の生徒が、笠岡小学校1年生2クラス、42名の児童をグループに分け、説明を行いました。その後、通学路に出て、段差になった道路や、割れている点字ブロックなど、危険箇所を探しました。1年生の児童たちは元気いっぱいで、楽しく道路パトロールができました。その後、見つけた危険箇所をまとめ、教室で成果を発表しました。笠岡工業高校の生徒たちは、児童に「インフラメンテナンス」の大切さを教えることができました。

▲1年生児童に、これからの作業を説明中

▲通学路に危険箇所がないか、確認しながら歩きました

▲危険箇所を発見!写真に記録しました

▲教室に戻り、みんなの前で今日の成果を発表しました
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