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10月26日、伊原木県知事と県民が直接話し合う「知事と一緒に生き活きトーク」が開催されました。
今回のテーマは「部活動の『地域移行』~子どもたちがスポーツ・文化活動に継続して親しむことができる機会の確保に向けて~」。
赤磐市立磐梨(いわなし)中学校を会場に、同校の校長や地域の部活動の指導者、市の教育委員会の担当者など7名と知事が意見交換を行いました。
磐梨中学校は、文部科学省の「地域部活動推進事業」の事業指定校になっており、現在8つの部活動で地域の指導者を招いて活動しています。
会は知事が進行し、同校での取組に関して、参加者がそれぞれの立場から、「子どもをどう育てたいかという思いを地域の方と共有できている」、「部活動に限らず、様々な面で地域と学校が連携することが大切」、「地域のクラブチームができることで他校の子どもとの交流が生まれ、コミュニケーション力の向上など良い効果がある」など、意見が交わされました。
また、部活動の地域移行がうまくいくためにはどうすればよいか、という知事からの問いかけに対して、同校の出射校長は「ただ地域に協力を呼び掛けるだけではなく、地域に学校がどう貢献できるのかということを考え、訴えていくことが重要」と答えました。
意見交換を終え、知事は、「地域や母校のために一肌脱ぐ人材がいることは非常にありがたいこと。人材確保には課題もあるが、いろいろなやり方を実践し横展開することで、よい協力の形が見えてくるのではないか」などと語りました。
▲知事の到着を生徒が出迎えました
▲意見交換の様子
▲参加者と記念撮影