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【倉敷鷲羽高校】「SDGsいちななまるしぇ」開催!

印刷ページ表示 ページ番号:0817245 2022年11月1日更新教育政策課

 倉敷鷲羽高校ビジネス科の3年生全員で計画・準備を進めてきた「SDGsいちななまるしぇ」が、10月30日に開催されました。

 この「まるしぇ」は全国の高校生が開発したSDGsに関する商品を買い集めて販売するイベントであり、SDGsの様々な課題に向き合う高校生の想いを1カ所にまとめ、発信する取り組みです。タイトルの「17(いちなな)」は、SDGsの目標の数です。この取り組みを通じて多くの方々に少しでもSDGsのことを理解してもらいたいという願いも込められています。

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 生徒たちは、この日の開催までに、長い期間をかけて準備を行ってきました。運営資金の確保にあたっては、クラウドファンディングを活用し、見事目標金額を達成することができました。クラウドファンディングのリターン(お返し)には、買い物に使える商品券を採用し、支援してくれた方が当日も会場に来てくれるような仕組みを考案しました。

 また、地元企業と連携し、買い物客が商品を持ち帰るためのエコバッグを生徒自らが作成しました。ビニール袋ではなく、エコバッグを用意することも、生徒たちが考案した、SDGsに向けた取組です。準備段階においても、このようにビジネス科生徒の工夫があちこちに見られました。

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 当日は、開始時刻の10時より前から、多くの人が詰めかけました。オープンとともに、元気な声で買い物客を呼び込みます。商品を買ってもらうため、説明を熱心に行い、アピールします。生徒は、商品を仕入れた相手先の高校(商品開発校)やその商品を作成した企業と連絡をとり、商品の特徴について学んできました。あざやかなノボリは、商品の特徴を踏まえて倉敷鷲羽高校の生徒が注文したものです。商品説明用のポップも、商品開発校から送ってもらったものに加え、自分たちで作成したものも用意し、買い物客により伝わる販売方法となるよう工夫しました。

 生徒は、苦労したことの一つが価格設定だったといいます。一つの商品を販売するのにも、商品開発校、商品を作成した企業と、複数の関係者が存在します。いくらで販売すれば、お客様も含め皆が納得できるかということに悩んだとのことです。そんな努力の甲斐もあって、午前中のうちから複数の商品が完売するなど、客足が途切れることなく大盛況のうちに「まるしぇ」は終了しました。

 生徒にとって、まだ活動は終わっていません。商品の販売状況をまとめ、相手先の高校や企業にフィードバックします。売るだけでは終わらない、事前事後の活動も含めて生徒にとっては貴重な体験であり、社会に出ていく上での大きな財産となります。今後も、倉敷鷲羽高校の取組に期待してください!

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この記事に関するお問い合わせ

県教育庁教育政策課
Tel 086-226-7569