10月20日、津山市内の県立高校4校(津山高校、津山東高校、津山工業高校、津山商業高校)の生徒が、四校連携講座「地域創生学」で作成した提言書を谷口津山市長に提出しました。高校生たちは7月末から8月にかけて5日間開講された「地域創生学」を受講しました。これは、「魅力的な『まち』づくり」をテーマに地域の魅力を発見するとともに、課題を考え、高校生の視点で提言を作成する、というものです。「産業」「観光」「医療・福祉」「教育・人材育成」の4分野に分かれ、フィールドワーク、出前授業などを通じて学んだ成果をまとめました。
各分野代表の生徒たちは、「城西のまちづくり協議会に高校生も参加させてほしい」「防災意識を高める場を作ってほしい」「津山を起業特区にしてほしい」などの提言内容を説明しました。津山市からは市長の他、企画財政部、みらいビジョン戦略室から4名の担当者が参加し、提言を聞きました。すべての代表者の説明が終わると、代表として津山高校2年西川七海さんから市長へ提言書が手渡されました。
その後の懇談では、市長から発表者へフィードバックが行われました。参加してどうだったか、との市長の問いかけに対し、生徒からは「4校が一緒に取り組むことに魅力を感じて参加した。将来、地域に貢献する仕事をしたいと思う」「津山のことをよく考えるきっかけとなった」などの感想が聞かれました。提言を受け、市長は「目標を持って将来に向けてがんばってほしい。これからの津山をよく見ていてほしい」と生徒たちに伝えました。

▲分野ごとの代表者が谷口津山市長に提言の説明をしました

▲津山高校2年西川七海さんが市長へ提言書を提出しました

▲記念撮影

▲市長との懇談の様子
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