10月14日、県立東備支援学校小学部の児童がホースセラピーを体験しました。ホースセラピーとは、馬とふれあうことで心や体の健康づくりを図る方法の一つです。5頭の馬を迎え、小学部の43名の児童が参加しました。
この取組は、東備支援学校コミュニティー・スクール委員のつながりから、「ホースセラピーサークル馬んまる」や、「備前市スポーツ協力隊」など様々な方々が集まってくださり、「東備支援学校の子供たちに笑顔を」という思いのもと実現したものです。
1~4年生は、高等部の生徒が作業学習で作ったにんじんを馬にあげました。初めて間近で馬を見る児童もいて、最初は怖がる様子も見られましたが、優しい様子の馬たちを見て少しずつ安心し、近くでにんじんをあげられるようになりました。頭をなでたり、体に触れたりできた児童もいました。5、6年生は乗馬体験をしました。馬の背で揺られる児童たちはうれしそうで、満足した表情でした。馬とふれあうことのできた体験は、児童にとって「生きる力」や「生きるすばらしさ」を感じられる貴重な経験となったようでした。「また来年」と、児童たちはさっそく次の機会を楽しみにしている様子でした。

▲間近で馬を見て緊張気味の児童たち

▲直接にんじんをあげられました

▲上手に乗れました

▲大好きな馬を近くで見られてうれしそうです
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