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よりよい学校を目指し、公約を掲げて選挙活動!

印刷ページ表示 ページ番号:0813847 2022年10月5日更新教育政策課
 10月5日、県立和気閑谷高等学校で生徒会役員選挙が行われました。成人年齢が18歳に引き下げられる中で、生徒の社会参画や選挙への興味関心を高めることを目指しました。会長1名、副会長2名の定数に対し、それぞれ3名、4名が立候補し、決選投票となりました。立候補した生徒たちは、この日までに公約を掲げ、ポスターを自作し、PR動画も作成するなどICTスキルも駆使しながら、選挙活動を繰り広げてきました。
 今回は、和気町選挙管理委員会に協力していただき、本物の投票箱や記載台を借り、体育館に投票所を設置しました。候補者たちは、友人による応援演説、PR動画の後、思い思いに演説を行い、「自分たちが主体となって校則を変えていく」「制服の着こなしを改善する」「よりよい授業環境を作る」など様々な公約を語りました。演説には、公約内容を分かりやすくまとめたスライドを併用しました。PR動画は、候補者を支える同じクラスの生徒が作成しました。候補者だけでなく、支援する生徒たちからも選挙に主体的に参加しようという姿勢が感じられました。
 生徒会長に立候補した2年生の谷口飛鳥さんは、「頭髪に関する校則が変わったことを知り、変わらないものと思っていた校則が、自分たちの行動で変えられることを知った。自分が頑張れば、学校をより良く変えられるかもしれないと思い、立候補した。自分以外のみんながどうやったら学校生活を楽しめるかを考えるようになり、学校に対する関心も高まった。投票権を持ったら是非選挙に行きたい」と語ってくれました。また、投票箱や記載台など本物に触れてみて、実際の選挙は公平性を保つためにとても厳重に行われていることを知りました。選挙で選ばれ、多くの人の代表となる立場はとても重大な責任があると感じたそうです。
 投票を体験した1年生の大杉照美さんは、「友達と相談せず、自分で決めて投票することに対して不思議な感覚だった。自分で考え、決めなければならない分、しっかり候補者の話を聞かないとその人の良さや公約の内容が分からないので、真剣に話を聞いた。これまでは、選挙は大人がするもの、堅苦しいものという印象だったが、自分も参加してみてイメージが変わった。選挙への関心が少し高まった」と語ってくれました。
 今回の行事を通じ、そのねらいである社会参画や選挙への興味関心は大いに高まったことが感じられました。和気閑谷高校では、自分たちの力で学校を、そして社会をよりよく変えていこうという主権者意識を持った生徒たちを育てるための教育活動を、これからも積極的に進めていきます。

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▲候補者による演説

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▲和気町選挙管理委員会から本物をお借りしました

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▲投票箱へ投票

この記事に関するお問い合わせ

県教育庁教育政策課
Tel 086-226-7569