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8月29日、岡山工業高等学校で、第30回全国高等学校ロボット競技大会の岡山県予選会が開かれました。
参加校は、岡山工業高校、東岡山工業高校、高梁城南高校、水島工業高校、倉敷市立工業高校、岡山商科大学付属高校の6校で、9チームが出場しました。
予選会は、10月に開催される全国大会の競技規則に則って行われ、制限時間3分間の間に、パイプの上に乗ったピンポン球を、ロボットを使っていかに多く指定の場所まで運べるかを競います。
競技では、事前にプログラミングした自立型のロボットと、リモコンで操作するロボットの2つを使います。
各校、創意工夫を凝らしたロボットを製作しました。
緊迫した空気の中、合図とともに競技準備を始める生徒たち。制限時間内にロボットとアイテムの準備を済ませます。
準備が終わると続いて始まりのブザーがなり、ロボットが動き出します。
リモコンで操作されたロボットが段差を越えて、ピンポン球とパイプを回収します。
中には、ロボットが思うように動かず、リトライをするチームも。
諦めず最後まで頑張りました。
今回の予選会では、上位2チームが全国大会に出場できるルールとなっており、岡山工業高校と東岡山工業高校の2チームがその切符を手にしました。
本大会で1位となった岡山工業高校のチームは、制限時間を残して競技を終え、その見事な成果に、会場からはどよめきと大きな拍手が起こりました。
同チームの生徒たちは、「夏休み期間中もずっと準備に励んできた。全国大会に向けてさらにブラッシュアップさせて、もっと良い成績を残せるように頑張りたい」と顔をほころばせながら、全国大会への意気込みを語ってくれました。
全国大会は、10月15日、16日に青森県で開催される予定です。
頑張れ、未来の技術者たち!