「教師への道」研修を実施しました

　岡山県教育委員会では、岡山県で公立学校教員を目指す学生を対象に、「教師への道」研修を実施しています。学校現場の実態に即した講義、実践的な研修、グループ協議等により、学校園での教育活動に必要な知識の獲得や技能の習得を図るとともに、教師として必要な態度、豊かな人間性等を養うことを目的としています。
　７月３０日、県立烏城高校において、事前のeラーニングと、その振り返りレポートを提出した１６０名の学生が参加して、「児童生徒１人１台端末の活用」をテーマに講義やグループ協議が行われました。
　学生たちは、「岡山県の求める教師像」などについて、事前学習の内容を確認したあと、「理想の教師像」を語り合いました。互いの緊張が少し和らいだあと、県教育庁高校教育課・教育情報化推進室の指導主事から、GIGAスクール構想と、ICT端末の活用に関する講義が行われました。講義を受け、学生たちは新しい気付きや、端末を活用するポイントについて、協議を行いました。学生からは、「端末を使用することで、学びの過程を振り返りやすくなる」「端末を使うことが目的ではなく、学習の手段として使えるようになることが大事」「個の学びを共有できる」などの意見が次々に出て、活発な協議となりました。
　今年度の研修は、今回を含め全４回行われる予定です。

県教育庁教育政策課
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