県立高梁城南高校デザイン科では、高梁市教育委員会と連携のもと、生徒が授業で製作した作品を地元住民に鑑賞してもらう「高梁まちなか美術館」を開催することとしました。第1弾として、7月5日~12日の期間、高梁市内の中学校全6校に作品を展示し、中学生に鑑賞してもらっています。「高梁まちなか美術館」は、地元住民を対象とした事業ですが、特に中学生に対しては、高梁城南高校への理解促進を図るとともに、魅力を発信する機会となることをねらいとしています。
初日の5日には、高校と中学校を結び、オンライン説明会を実施しました。高校デザイン科の生徒が、作品の制作方法や鑑賞の方法などについて中学生に説明をしました。画面越しとはいえ緊張の様子もありましたが、説明の後には中学生から温かな拍手が送られました。説明会の後には、さっそく中学生が作品を見に来てくれました。中には高梁城南高校デザイン科への進学を考えている生徒もおり、先輩の作品に興味津々の様子でした。
デザイン科の生徒は、この事業について、「美術に触れる機会が少ない人に見てもらえるのは嬉しい」「作品を審査員の人に見てもらうことはあるが、地元の多くの人に見てもらえることは嬉しい。こういう機会があってありがたい。」などど語ってくれました。作品を作成した高校生の励みにも、進路を考える中学生の刺激にもなったようです。
「高梁まちなか美術館」は、第2弾として、8月以降に市内の病院や公民館、福祉施設等を会場に展示会を計画しています。次回の展示会もお楽しみに!

▲中学校に作品を展示しています

▲高校と中学校をオンラインでつなぎ、中学生へ作品の説明などを行います

▲さっそく中学生が作品を見に来てくれました

▲作品を制作した生徒が、高校で取材に答えます
中学生への熱い想いを語りました
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