ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 教育委員会 フォトギャラリー > 【井原高校】地域の課題解決への第一歩!総合的な探究の時間「デニム学」

本文

【井原高校】地域の課題解決への第一歩!総合的な探究の時間「デニム学」

印刷ページ表示 ページ番号:0788580 2022年7月5日更新教育政策課
 井原高校では、令和3年度から「総合的な探究の時間」の中で、井原市の特産である「井原デニム」を通して探究的な見方・考え方を働かせ、よりよく課題を解決する「デニム学」を実施しています。
 「デニム学」では、「井原デニム×〇〇」というテーマのもと、自分が井原デニムにどうかかわり、どう生かしていくかを考え、その中で自分の力をつけていきます。5月に実施した第1回のデニム学では、井原デニムを扱う地元企業等から11名の方に来ていただき、井原デニムについての現状や取組を聞きました。ゲストの方々の「井原デニム×〇〇」を通して井原デニムの魅力を知り、そこで働く人の魅力を知ることができました。生徒たちは第2回の「デニム学」で自分の「井原デニム×〇〇」を発表することを目指し、学習に取り組んできました。
 そして6月24日、第1回のゲストの方を再び招き、発表会を実施しました。まずは約10名ずつに分かれ、各教室でプレゼンを行います。ゲストの方が審査を行い、各教室の1名ずつが代表として体育館での発表に進みます。井原デニムの特徴や強みを生かして考案した「井原デニム×ペット用品」、自分の好きなものをもとに誰でも親しみやすい商品を考案した「井原デニム×パズル」など、どれも興味をひくものでした。「井原デニムは良いものだが知名度は低い」という課題を設定し、それに対する提案を行うなど、生徒はいずれも自分なりに捉えた課題をもとに、自分ならこうするという視点で取組を考えました。
 体育館の発表に進んだ生徒のうち、「井原デニム×美星」について発表した生徒は、地元でのコラボレーションの必要性を訴えました。同じ市内に誇れるものが2つあるので、美星町の星空とデニムを合わせてアピールすることで、発信力も高まり、市全体で盛り上げていきたいと言います。美星支所に井原デニムで作った懸垂幕を置きたいといった具体的な計画も発表しました。
 ゲストの方からは、「相乗効果が期待できて良い視点である」「普段はデニムのデザインにいっぱいいっぱいで、こういったコラボという視点はなかなか持てないので新鮮ですばらしい」などの講評をいただきました。みなさんからコメントをいただいた後は、お世話になったお礼にお花を贈りました。

①

▲各教室でプレゼン!資料も生徒が作成しました

②

▲各教室の代表者が体育館へ

大勢の前でもしっかり想いをプレゼンできます

③

▲ゲストの方も真剣に聞いてくださいます

④

▲最後はお礼にお花を贈りました

この記事に関するお問い合わせ

県教育庁教育政策課
Tel 086-226-7569