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【和気閑谷高校】地域の方と様々なテーマでトーク（対話）する「トークフォークダンス」開催！

印刷ページ表示ページ番号：0785996 2022年6月22日更新／教育政策課

　県立和気閑谷高校では、今年度から「地域協働探究α」に取り組んでいます。この科目では、「体験を経験に変える」をキーワードに、就業体験実習や地域貢献活動等をとおして、地域で働く大人と出会い、その生き方に触れ、自己のキャリア形成に役立てていきます。
　その学習の一環として、６月１７日に「トークフォークダンス」を開催しました。他地域から移住されてきた方１９名を招き、生徒が２人１組となり、フォークダンスのようにトークの相手を順に交代していくというものです。今回集まってくださったゲストの方々は、様々な地域からの移住者であり、デザイナー、美容師、カメラマン、町役場職員、教員経験者など職業も様々です。
　トークテーマはくじで決定し、「仕事の楽しみについて」「仕事の目的」「都市と地方」など、計７つのテーマでトークを行いました。具体的な内容の例として、好きなことを仕事にするのか、それとも趣味は趣味として仕事とは区別するのかということや、どのような観点で自分が就く仕事を決めるかについて話し合いました。また、コロナ禍により働き方にも変化があったことから、リモートワーク、在宅ワークの内容についても話を聞きました。生徒はゲストのお話を非常に興味深く聞き、真剣に取り組みました。各回とも、時間が足りないほどの盛り上がりでした。
　振り返りの時間には、生徒から「体験したことがないことを聞くことができてよかった」「視野が広がった。今後進路を決めるときの参考にしたい」等の感想が出ました。
　様々な方とのトークを通して、生徒は多様な価値観に触れることができたようです。自身の価値観を揺さぶられた生徒が多かったのではないでしょうか。それは、学校や家庭だけでは触れることができない、現に地域で活躍している方々との関わりだったからです。貴重な経験ができた、充実した時間となりました。