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「本質」を問い続けることの大切さ ~県立岡山操山中平和学習~

印刷ページ表示 ページ番号:0785549 2022年6月16日更新教育政策課
 6月16日、県立岡山操山中学校で、平和について学ぶ道徳の授業が行われました。この授業は、県立岡山操山高通信制課程の宮田拓教諭が企画し、中学校の生徒を対象に実施したものです。
 授業のテーマは、「岡山空襲」。岡山空襲で焼け残った、岡山神社の「随神門」について、「なぜ焼け残ったのか」を生徒たちは考えました。自身の危険を顧みず消火活動をおこなった当時の住民たちの行動について、生徒たちは様々な意見を出し合い、自分だったらどう行動していたか、それはなぜか、を考えました。
 なお、この授業を受けて、6月23日には岡山空襲を体験した市内の方をお招きし、当時の体験をお話しいただく講演会が開催されます。今回の授業を通じ、遠い時代の戦争を少しだけ「自分ごと」として捉えることができるようになった生徒たちは、体験者の話からどんなことを学ぶのでしょうか。県立岡山操山中の平和学習は、1年次に岡山空襲、2年次に広島原爆、そして3年次には世界平和について学びます。3年間を通じ、少しずつ「自分ごと」として、戦争の「本質」に迫っていきます。
 構えすぎず、時には笑いも交え、しかし真剣に戦争と、そして平和の「本質」を学んでいく県立岡山操山中の生徒たちにこれからも注目です。

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▲講義を集中して聞く生徒たち

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▲真剣に考え、自分の言葉でまとめます

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▲授業を行った宮田教諭

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県教育庁教育政策課
Tel 086-226-7569