7月15日、笠岡高校で取り組んでいる「地域学」の一環として、笠岡市役所の職員によるテーマ講演会が実施されました。笠岡高校では、笠岡市の全面的なバックアップのもと、「ローカル課題から未来を考える」をテーマに、1年次に地域学に取り組んでおり、この日は市役所の7つの課室等の職員が来校し、危機管理や障害者福祉、さらにはカブトガニの保護など、様々な地域の課題の解説を行いました。生徒たちは、1人1台所有しているタブレット端末を活用し、事前に共有されたスライドのデータに書き込みを行いながら聴講しました。参加した生徒からは、「現行の制度がどうしてこうなっているのか疑問で、もっと深く知りたい」「市民に理解を広げていくためにどうすればよいのか考えたい」といった感想が聞かれました。
今後、具体的な探究活動の課題を設定し、12月に行われる発表会に向け、改善策を考える活動を行っていきます。
昨年度の「地域学」の活動では、生徒の提案が採用され実現に至ったものもあり、生徒のアイデアがよりよい地域づくりに活かされています。

▲市役所職員による講演の様子


▲1人1台のタブレット端末も活用しながら、講演を聴きました
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