6月24日、県立岡山操山中学校で、「平和学習講演会」が開催されました。講演会は、岡山空襲を体験された市内在住の川野辺 郁さんを講師にお招きし、岡山操山高等学校(通信制)の宮田教諭が聞き手となり、インタビュー形式で行われました。
岡山空襲のあった6月29日、当時5歳の川野辺さんが、焼夷弾が降り注ぐ中、炎や熱を避けるために必死で西川に逃げこんだ経験や、戦後物がなく苦労した経験などの貴重なお話をいただきました。
講演後、参加した1年生の生徒からは、当時の建物や学校の様子、食糧事情などに関する質問が上がりました。また、「内面の痛みに耳を澄ますことの大切さが分かった」「実際に経験した方の話を聞いたのは初めてだった」「戦後の生活の話が印象的だった」等の感想が聞かれ、それぞれに講師の話を受け止め、平和に対する考えを深めた時間となりました。
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