6月17日、岡山県生涯学習センターで「令和3年度地域学校協働活動推進員等レベルアップ講座(第1回)」が実施されました。
講座は、オンライン形式で開催され、地域学校協働活動推進員や県・市町村担当者など約70名が参加しました。「地域学校協働活動推進員」は、地域住民等と学校との架け橋となり、地域や学校の実情に応じた活動の企画・立案のほか、地域住民、企業・団体等との連絡調整等の役割を担う存在です。
午前の講演では、国立教育政策研究所社会教育実践研究センター・全国体験活動ボランティア活動総合推進センターコーディネーターの馬場祐次郎氏を講師に迎え、「地域と学校との連携・協働を進めるために」をテーマに、学校を核とした地域づくりに関する具体的な取組等についてお話いただきました。
午後の講義では、総務省地域人材ネット地域力創造アドバイザー・内閣府地域活性化伝道師の三角幸三氏を講師に迎え、「地域と学校の滑らかな協働の在り方~CSMAPプログラムによるポジティブサムの作り方~」をテーマに、グループワークを交えながら地域学校協働活動のマネジメントについて考えたり、実際の事例をもとに地域人材をどう学校における活動に繋げていくかを議論したりしました。
岡山県教育委員会が進めている『夢育』は、学校と家庭・地域が一緒に進めていくものであり、学校と地域がパートナーとして連携・協働して行う教育活動が不可欠です。地域協働活動推進員の活躍により、より効率的で充実した教育活動の展開が期待されています。

▲センター職員による説明

▲参加者

▲複数のグループに分かれてグループワークをしている様子(ブレイクアウトルーム)

▲研修プログラムの一部
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