岡山県健康の森学園支援学校では、高等部の生徒が学校の畑で大豆を栽培し、それを加工して製造した「森のみそ」の販売を行っています。このたび、生徒たちから鍵本芳明県教育長に完成したみそが届けられ、11月4日、オンラインでの交流会が行われました。
最初に、生徒たちからプレゼンテーションソフトを使って、みそづくりの流れについての説明が行われました。続いて、学校から届いたみそを使って作ったみそ汁等を鍵本県教育長が試食しました。鍵本県教育長は、「甘みとコクがあって非常においしい。塩加減もちょうどよく、みそ汁にぴったりのみそだ」と感想を述べました。その後行われた歓談では、生徒たちから大豆栽培の際での広い畑の草取りが大変だったことや、加工の過程で衛生管理に特に気を付けたこと、自分たちの手で育てた大豆で作ったみそ汁を食べてとてもうれしかったことなどが報告されました。鍵本県教育長は「健康の森学園のみそは地元の方々にとても人気だと聞いていたが、皆さんが愛情を込めて手間暇をかけて作っているからこそおいしいのだとよくわかった。この一度食べたら忘れられない味のみそで、これからも多くの人を笑顔にしてほしい」とお礼の言葉を述べました。
今後生徒たちは収穫した大豆の脱粒を行い、1月から3月にかけて来年度販売用のみその仕込みを行う予定です。

▲交流の様子

▲試食を行う鍵本県教育長
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