県立博物館では、9月13日から企画展「報恩大師信仰と寺院縁起-四十八ヶ寺を中心に-」を開催しています。報恩大師は、岡山県出身とも、奈良県出身とも言われている奈良時代に活躍した高僧です。企画展では、報恩大師ゆかりの備前国四十八ヶ寺にまつわる寺院縁起や宝物等を通して、報恩大師の伝承を紹介しています。
初日には学芸員による展示解説を行い、古文書としては県内唯一の国指定重要文化財である「金山寺文書」や今回初公開となる「木造 倶利迦羅(くりから)龍王像 岡山市 明王寺蔵」など、各寺院の貴重な文化財を多数公開しています。
会期は10月14日までとなっています。この機会に備前国の古刹(こさつ)の伝承を学びに県立博物館にお越しください。

▲学芸員による展示解説に多くの人が集まりました

▲「木造 倶利迦羅(くりから)龍王像 岡山市 明王寺蔵」の紹介
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