5月25日から県立博物館で、特別展「サムライアーマー甲冑-岡山ゆかりの名品と変わり兜-」を開催しています。
初日には、開会行事として関係者によるテープカットと、同館学芸員による展示解説を行いました。
展示解説では、源平合戦期の姿をそのまま伝える大鎧、国宝「赤韋威鎧(あかがわおどしよろい)」(同館蔵)や、県内初公開となる幕末の備中松山藩で活躍した山田方谷の甲冑と伝わる「茶塗雨龍蒔絵紺糸威二枚胴具足(ちゃぬりあまりょうまきえこんいとおどしにまいどうぐそく)」(個人蔵)などの由来や見所が紹介され、来訪者は熱心に聞きながら、甲冑の意匠に見入っていました。
今回は、各時代の工芸技術の粋を集めた岡山ゆかりの甲冑や猿、カニ、富士山など奇抜なデザインの変わり兜の優品65件を展示しています。
会期は7月8日までとなっています。この機会にぜひ、県立博物館にお越しください。

▲関係者によるテープカット

▲国宝「赤韋威鎧」(写真中央)を鑑賞する入場者

▲山田方谷が所有したと伝わる甲冑(写真手前)

▲ずらりと並ぶ変わり兜は壮観
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県立博物館
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