10月21日、旧閑谷学校で「釈菜(せきさい)」を開催しました。この行事は儒学の祖である孔子の徳をたたえる行事で、明治時代に一時途絶えましたが、江戸時代から続く、旧閑谷学校の最も重要な行事で、全国の釈菜の中でも「最も慎ましく、最も厳粛」と言われている伝統行事です。
当日は、あいにくの雨模様でしたが、多くの出席者が集まり、孔子を祀る大成殿の儀、『論語』の朗誦と講義を行う講堂の儀、参加者が昼食を共にする分胙(ぶんそ)の儀が滞りなく、厳粛な雰囲気の中で行われました。
▲孔子像に献酒する県立和気閑谷高等学校の香山校長
▲講堂では『論語』の朗誦と講義が行われました
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