3月18日、県古代吉備文化財センターが、県警察本部庁舎整備に伴う発掘調査の現地公開を、県庁敷地内で行いました。
現在発掘調査を行っている場所は、江戸時代の絵図によると岡山城二の丸の東部にあたり、藩の家老など重臣の屋敷地が広がっていたと考えられています。
当日は、屋敷と道路を分ける側溝や屋敷の一角につくられた廃棄穴群などの様子を職員の説明を交えて公開し、150名の参加がありました。また、廃棄穴から出土した江戸時代の陶磁器や貝殻、動物の骨など、当時の武士たちの暮らしぶりを知る貴重な資料を展示しました。

▲説明を聞きながら熱心にメモをとる参加者

▲県外からも含めて150名の参加者が訪れました
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