県立博物館では1月19日から2月26日まで、昨年に続いて岡山県と鳥取県の文化交流事業として標題の交流展を開催しています。
青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡は、弥生人の脳や精巧な木製品など通常の遺跡では朽ちて残らないようなものまで多数出土しており、地下の弥生博物館と呼ばれています。また、妻木晩田(むきばんだ)遺跡は国内最大級の弥生時代の集落遺跡です。双方とも国指定遺跡となっており、鳥取県外でこれほど大規模の展示が行われることは大変珍しく、貴重な機会となっています。この他にも、鳥取県外初の展示となるサメの絵が線刻された銅剣なども併せて鑑賞できます。


▲優れた弥生時代の出土品が多数展示されています。
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県立博物館
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