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岡山県感染症情報メールマガジン(2026年 7月3日発行)

メルマガ 発行日時
岡山県感染症情報メールマガジン 2026年07月03日 15時00分

 

岡山県感染症情報メールマガジン(2026年 7月3日発行)

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     岡山県感染症情報メールマガジン ( 2026年7月3日 )
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■標題
 感染症発生動向調査 週報・急性呼吸器感染症(ARI)情報 の更新 および 岡山県病原体検出情報 について
■概要
 感染症発生動向調査 2026年  第26週 の 週報・急性呼吸器感染症(ARI)情報 および 
 岡山県病原体検出情報 をホームページに掲載しましたのでお知らせします。

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  岡山県は 『腸管出血性大腸菌感染症注意報』 を発令中です
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       岡山県感染症週報 第26週 
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■全数把握感染症の発生状況(第26週届出分)
第24週 5類感染症 梅毒 1名(20代 男)
第25週 2類感染症 結核 1名(乳児 女)
     5類感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 1名(80代 女)
           水痘(入院例) 2名(高校生 男1、10代 女1)
           梅毒 4名(20代 男1、50代 男1、80代 男2)
           百日咳 1名(90代 男)
第26週 2類感染症 結核 3名(20代 男1、30代 女1、80代 男1)
     3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 3名(O157:小学生 男1、20代 男1、40代 女1)
     4類感染症 A型肝炎 1名(20代 男)
           重症熱性血小板減少症候群 1名(80代 女)
           日本紅斑熱 1名(80代 女)
     5類感染症 アメーバ赤痢 1名(60代 男)

■定点把握感染症の発生状況
○新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で25名(定点あたり0.50人)の報告がありました。
○急性呼吸器感染症(ARI)は、県全体で2,339名(定点あたり46.78人)の報告がありました。============================================================================================
1.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で25名の報告があり、前週とほぼ同数でした(定点あたり0.46 → 0.50人)。
 詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報』をご覧ください。
2.急性呼吸器感染症(ARI)は、県全体で2,339名の報告があり、前週とほぼ同数でした(定点あたり47.98 → 46.78人)。
 詳しくは、「☆急性呼吸器感染症(ARI)情報」および岡山県感染症情報センターホームページ
 『急性呼吸器感染症(ARI)情報』をご覧ください。
3.腸管出血性大腸菌感染症は、2026年第26週に3名の報告があり、2026年の累計報告数は36名となりました(2025年の同時期:21名)。
 詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『腸管出血性大腸菌感染症注意報 発令中!』をご覧ください。
4.重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は2026年第26週に1名の報告があり、
 2026年の累計報告数は2名となりました(2025年の同時期:5名)。
 日本紅斑熱は2026年第26週に1名の報告があり、2026年の累計報告数は6名となりました(2025年の同時期:9名)。
 ダニが媒介する感染症として、他につつが虫病などがあります。
 これらは、病原体を保有するツツガムシまたはマダニに刺咬されることで感染します。
 また、SFTSに関してはイヌやネコからの感染も報告されています。
 ダニに刺咬されないための予防対策等についてはコラム「ダニが媒介する感染症に注意しましょう!」をご覧ください。
5.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、県全体で78名の報告があり、前週とほぼ同数でした(定点あたり2.86 → 2.79人)。
 県内の発生状況など詳しくは、「今週の注目感染症(1)」をご覧ください。
6.手足口病は、県全体で127名の報告があり、前週とほぼ同数でした(定点あたり4.46 → 4.54人)。
 地域別では、備中地域(11.67人)で定点あたり報告数が多くなっています。
 県内の発生状況など詳しくは「今週の注目感染症(2)」をご覧ください。
7.ヘルパンギーナは、県全体で34名の報告があり、前週から減少しました(定点あたり1.50 → 1.21人)。
 地域別では、備中地域(4.00人)、備前地域(3.00人)、真庭地域(2.00人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
 この感染症は、夏かぜの一種であり、例年7~8月頃が流行のピークとなります。
 病気の特徴、予防法は『ヘルパンギーナ』(国立健康危機管理研究機構)をご覧ください。 
  →https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/herpangina/detail/index.html

☆急性呼吸器感染症(ARI)情報
 急性呼吸器感染症(ARI)は、県全体で2,339名の報告があり、前週とほぼ同数でした(定点あたり47.98 → 46.78人)。
 地域別では、備中地域(99.40人)、岡山市(53.94人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
 基本的な感染防止策(換気や手洗い・手指消毒、場面に応じてのマスクの着用を含めた咳エチケットなど)に留意し、
 感染対策に努めましょう。 
 → 『急性呼吸器感染症(ARI)情報』(岡山県感染症情報センター)
    https://www.pref.okayama.jp/page/971468.html

<今週の注目感染症(1)>
☆A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、就学前から学童期の小児に多い感染症です。A群レンサ球菌による呼吸器感染症で、
 主な感染経路はヒトからヒトへの飛沫感染や接触感染です。そのため、家庭や、学校・保育施設などでの感染も多いとされています。
 潜伏期は2~5日で、突然の発熱と全身倦怠感、咽頭痛によって発症し、しばしばおう吐を伴います。
 咽頭炎、扁桃炎のほか、口腔内に点状出血あるいは苺舌がみられることがあります。
 通常、3~5日以内に解熱し、主症状は1週間以内に消失する予後良好の疾患ですが、
 点状紅斑様、日焼け様の皮しんが出現する猩紅熱と言われる全身症状を示すことがあります。
 その他、合併症として、肺炎、髄膜炎、敗血症などの化膿性疾患、あるいはリウマチ熱や急性糸球体腎炎を起こすこともあります。
●発生状況
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の全国の第25週(6/15 ~ 6/21)の発生状況は、定点あたり報告数が2.48人であり、
 前週(2.59人)とほぼ同数でした。都道府県別では愛媛県(5.62人)、山形県(5.50人)、奈良県(4.38人)の順で多くなっています。
 岡山県においては4月以降、定点あたり報告数が例年より多い傾向が続いています。
 第26週(6/22 ~ 6/28)は県全体で78名の報告があり、前週とほぼ同数でした(定点あたり2.86 → 2.79人)。
 地域別では岡山市(4.90人)、備中地域(3.00人)の順で多くなっています。
【関連情報】
☆劇症型溶血性レンサ球菌感染症
 劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、主にA群溶血性レンサ球菌によって引き起こされる感染症です。
 突発的に発症し、急速に多臓器不全に進行しますが、劇症型へと進行する理由はいまだ不明です。
 年齢別にみると30代以上の年代で多く発症しています。
 全国では第25週に16名が報告され、2026年の累計は667名となっています(2026年6月24日時点)。
 岡山県では第26週の報告はなく、2026年の累計は8名となっています(2026年7月1日時点)。
〇A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-17.html
〇A群溶血性レンサ球菌感染症(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/group-a-streptococcal-infection/index.html
〇劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137555_00003.html
〇劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/streptococcal-toxic-shock-syndrome/index.html

<今週の注目感染症(2)>
☆手足口病
●感染経路および症状
 手足口病は、夏季に乳幼児を中心に流行する急性ウイルス性感染症です。
 飛沫感染や接触感染、糞口感染(便中に排泄されたウイルスが手指などを介して口に入ること)などによって感染します。
 3~5日の潜伏期間の後、口の粘膜、手のひら、足の甲や裏に2~3mmの水疱性発しんが出現します。
 発熱は約1/3に見られますが、一般に軽度です。3~7日で水疱は消え、通常予後は良好ですが、
 まれに髄膜炎、脳炎、心筋炎や急性弛緩性麻痺などを起こすことがあります。
 なお、2026年は全国的にコクサッキーウイルスA6型の検出が多くなっています。
●発生状況
 全国の第25週の定点あたり報告数は、第24週から増加しました(2.76 → 3.40人)。
 都道府県別では、島根県(19.91人)、大分県(14.39人)、石川県(9.61人)の順に多くなっています。
 岡山県では、第26週に県全体で127 名(定点あたり4.54人)の報告があり、
 地域別では、備中地域(11.67人)で定点あたり報告数が多くなっています。
 年齢別では、第26週までで0~3歳が93 %を占めています。
●治療および予防法   
 治療法はなく、対症療法が行われます。口の中に発しんができ食事を取りにくいため、
 柔らかい薄味の食事にするなどの工夫をし、こまめな水分補給を心がけましょう。
 また、高熱が出る、おう吐する、頭を痛がる、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
 有効なワクチンはないので、患者との濃厚な接触を避け、せっけんや流水による手洗いを励行し、
 適切に排泄物を処理するなど、感染予防と拡大防止に努めましょう。
 症状が治まっても、2~4週間の長期間にわたり便の中にウイルスが排出されるため、
 手足口病にかかりやすい乳幼児が集団生活をしている保育園や幼稚園などでは特に注意が必要です。
○手足口病(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
○手足口病(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/hand-foot-mouth-disease/detail/index.html

その他コラムは・・・
 『ダニが媒介する感染症に注意しましょう!』
 『食中毒予防の3原則 岡山県は腸管出血性大腸菌感染症注意報を発令中です!』
 『国内での麻しんの報告数が増えています』
 を掲載しています。
◆関連リンク◆
〇新型コロナウイルス感染症について(岡山県)
 https://www-pref-okayama-jp.cache.yimg.jp/site/1185/
〇新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
〇性感染症(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/diseases/route/std/index.html
〇梅毒対策(岡山県疾病感染症対策課)
 https://www.pref.okayama.jp/site/syphilis/
〇重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(厚生労働省)
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
〇日本紅斑熱とは(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/diseases/na/jsf/010/index.html
〇つつが虫病(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/tsutsugamushi-disease/detail/index.html
〇マダニ対策、今できること(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/tick-borne-diseases/tick-prevention/index.html
〇食中毒予防の3原則(岡山県生活衛生課)
 https://www.pref.okayama.jp/page/detail-101780.html
〇家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00006.html
○麻しん(はしか)(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html

■「週報」 掲載ページ
https://www.pref.okayama.jp/page/99228.html
■新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報(岡山県感染症情報センター)
 https://www.pref.okayama.jp/page/644784.html
■急性呼吸器感染症(ARI)情報
 https://www.pref.okayama.jp/page/971468.html

岡山県疾病感染症対策課ホームページ
https://www-pref-okayama-jp.cache.yimg.jp/soshiki/362/
岡山県感染症情報センターホームページ
https://www.pref.okayama.jp/soshiki/309/

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発行:岡山県感染症情報センター(岡山県環境保健センター)
  
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