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岡山県感染症情報メールマガジン(2026年 6月12日発行)

メルマガ 発行日時
岡山県感染症情報メールマガジン 2026年06月12日 15時00分

 

岡山県感染症情報メールマガジン(2026年 6月12日発行)

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    岡山県感染症情報メールマガジン ( 2026年6月12日 )
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■標題
感染症発生動向調査 週報・急性呼吸器感染症(ARI)情報 および 5月 月報 の更新 について
■概要
感染症発生動向調査 2026年  第23週 の 週報・急性呼吸器感染症(ARI)情報 および 5月 月報 
をホームページに掲載しましたのでお知らせします。

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   岡山県は 『腸管出血性大腸菌感染症注意報』 を発令中です
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       岡山県感染症週報 第23週 
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■全数把握感染症の発生状況(第23週届出分)
第21週 5類感染症 梅毒 1名(10代 男)
           百日咳 1名(小学生 女)
第22週 2類感染症  結核 1名(50代 男)
     3類感染症  腸管出血性大腸菌感染症 2名(O157:小学生 女1、O血清群不明:60代 男1)
     5類感染症  梅毒 2名(20代 男1、40代 男1)
第23週 2類感染症 結核 4名(20代 男1・女2、80代 男1)
     3類感染症  腸管出血性大腸菌感染症 2名(O103:40代 男1、O血清群不明:20代 女1)
     4類感染症  日本紅斑熱 2名(70代 男1、80代 男1)
     5類感染症  カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症 1名(60代 女)
           急性脳炎 1名(幼児 女)
           侵襲性肺炎球菌感染症 1名(70代 男)
           梅毒 3名(10代 女1、40代 男1、50代 男1)
           百日咳 3名(20代 男1、30代 女2)
■定点把握感染症の発生状況
○新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で6名(定点あたり0.12人)の報告がありました。
○急性呼吸器感染症(ARI)は、県全体で2,080名(定点あたり41.60人)の報告がありました。
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1.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で6名の報告があり、前週から減少しました(定点あたり0.20 → 0.12人)。
 詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報』をご覧ください。
2.急性呼吸器感染症(ARI)は、県全体で2,080名の報告があり、前週とほぼ同数でした。(定点あたり41.24 → 41.60人)。
 詳しくは、「☆急性呼吸器感染症(ARI)情報」および岡山県感染症情報センターホームページ
 『急性呼吸器感染症(ARI)情報』をご覧ください。
3.腸管出血性大腸菌感染症は、2026年第23週に2名の報告があり、2026年の累計報告数は27名となりました(2025年の同時期:17名)。
 詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『腸管出血性大腸菌感染症注意報 発令中!』をご覧ください。
4.日本紅斑熱は、2026年第23週に2名の報告があり、2026年の累計報告数は2名となりました(2025年の同時期:4名)。
 ダニが媒介する感染症として、他に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)やつつが虫病などがあります。
 これらは、病原体を保有するツツガムシまたはマダニに刺咬されることで感染します。
 また、SFTSに関してはイヌやネコからの感染も報告されています。
 ダニに刺咬されないための予防対策等についてはコラム「ダニが媒介する感染症に注意しましょう!」をご覧ください。
5.梅毒は、2026年第23週に3名の報告があり、2026年の累計報告数は72名となりました(2025年の同時期:119名)。
 詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『梅毒について』をご覧ください。
6.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、県全体で72名の報告があり、前週から増加しました(定点あたり1.96 → 2.57人)。
 この感染症は、就学前から学童期にかけての小児に多く、保育園や幼稚園、学校などで集団感染することもあります。
 患者との濃厚接触を避け、手洗い・うがいを行うなど感染予防に努めましょう。
 県内の発生状況など詳しくは、「今週の注目感染症」をご覧ください。
7.手足口病は、県全体で78名の報告があり、前週から増加しました(定点あたり2.14 → 2.79人)。
 地域別では、美作地域(6.67人)、備中地域(5.67人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
 この感染症は、夏季に乳幼児を中心に流行し、口の粘膜、手のひら、足の甲や裏に2~3mmの水疱性発しんが出現します。
 症状が治まっても、2~4週間の長期間にわたり便の中にウイルスが排出されるため、
 手足口病にかかりやすい乳幼児が集団生活をしている保育園や幼稚園などでは特に注意が必要です。
 患者との濃厚接触を避け、手洗い・うがいを行うなど感染予防に努めましょう。

☆急性呼吸器感染症(ARI)情報
 急性呼吸器感染症(ARI)は、県全体で2,080名の報告があり、前週とほぼ同数でした(定点あたり41.24 → 41.60人)。
 地域別では、備中地域(66.20人)、岡山市(49.94人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
 基本的な感染防止策(換気や手洗い・手指消毒、場面に応じてのマスクの着用を含めた咳エチケットなど)に留意し、
 感染対策に努めましょう。
 → 『急性呼吸器感染症(ARI)情報』(岡山県感染症情報センター)
    https://www.pref.okayama.jp/page/971468.html

<今週の注目感染症>
☆A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、就学前から学童期の小児に多い感染症です。
 A群レンサ球菌による呼吸器感染症で、主な感染経路はヒトからヒトへの飛沫感染や接触感染です。
 そのため、家庭や、学校・保育施設などでの感染も多いとされています。
 潜伏期は2~5日で、突然の発熱と全身倦怠感、咽頭痛によって発症し、しばしばおう吐を伴います。
 咽頭炎、扁桃炎のほか、口腔内に点状出血あるいは苺舌がみられることがあります。
 通常、3~5日以内に解熱し、主症状は1週間以内に消失する予後良好の疾患ですが、
 点状紅斑様、日焼け様の皮しんが出現する猩紅熱と言われる全身症状を示すことがあります。
 その他、合併症として、肺炎、髄膜炎、敗血症などの化膿性疾患、あるいはリウマチ熱や急性糸球体腎炎を起こすこともあります。
●発生状況
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の全国の第22週(5/25 ~ 5/31)の発生状況は、
 定点あたり報告数が2.79人であり、前週(3.07人)とほぼ同数でした。
 都道府県別では佐賀県(5.67人)、鳥取県(5.42人)、山形県(5.15人)の順で多くなっています。
 岡山県においては4月以降、定点あたり報告数が例年より多い傾向が続いています。
 第23週(6/1 ~ 6/7)は県全体で72名の報告があり、前週から増加しました(定点あたり1.96 → 2.57人)。
 地域別では、岡山市(4.20人)、備中地域(3.00人)の順で多くなっています。
●治療・予防方法
 治療にはペニシリン系抗菌薬が第一選択薬とされていますが、
 ペニシリンアレルギーがある場合はマクロライド系やセフェム系の抗菌薬が投与されます。
 予防としては、患者との濃厚接触を避けることが最も重要であり、
 うがい、手洗いの実施や、咳エチケットなどの一般的な感染防止策が効果的とされています。
 発熱、咽頭痛などの症状がみられる場合は早めに医療機関を受診しましょう。
●関連情報】
☆劇症型溶血性レンサ球菌感染症
 劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、主にA群溶血性レンサ球菌によって引き起こされる感染症です。
 突発的に発症し、急速に多臓器不全に進行しますが、劇症型へと進行する理由はいまだ不明です。
 年齢別にみると30代以上の年代で多く発症しています。
 全国では第22週に16名が報告され、2026年の累計は607名となっています(2026年6月3日時点)。
 岡山県では第23 週の報告はなく、2026年の累計は7名となっています。(2026年6月10日時点)。
 手指衛生や咳エチケット、怪我をした際の清潔な処置等に努め、発熱、咽頭痛や創部の発赤、
 腫脹、痛みなどの症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
〇A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-17.html
〇A群溶血性レンサ球菌感染症(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/group-a-streptococcal-infection/index.html
〇劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137555_00003.html
〇劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/streptococcal-toxic-shock-syndrome/index.html


その他コラムは・・・
『ダニが媒介する感染症に注意しましょう!』
『食中毒予防の3原則 岡山県は腸管出血性大腸菌感染症注意報を発令中です!』
『国内での麻しんの報告数が増えています』
を掲載しています。
◆関連リンク◆
〇新型コロナウイルス感染症について(岡山県)
 https://www-pref-okayama-jp.cache.yimg.jp/site/1185/
〇新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
〇性感染症(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/diseases/route/std/index.html
〇梅毒対策(岡山県疾病感染症対策課)
 https://www.pref.okayama.jp/site/syphilis/
〇重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(厚生労働省)
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
〇日本紅斑熱とは(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/diseases/na/jsf/010/index.html
〇つつが虫病(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/tsutsugamushi-disease/detail/index.html
〇マダニ対策、今できること(国立健康危機管理研究機構)
 https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/tick-borne-diseases/tick-prevention/index.html
〇食中毒予防の3原則(岡山県生活衛生課)
 https://www.pref.okayama.jp/page/detail-101780.html
〇家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00006.html
○麻しん(はしか)(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html

■「週報」 掲載ページ
https://www.pref.okayama.jp/page/99228.html
■新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報(岡山県感染症情報センター)
 https://www.pref.okayama.jp/page/644784.html
■急性呼吸器感染症(ARI)情報
 https://www.pref.okayama.jp/page/971468.html

岡山県疾病感染症対策課ホームページ
 https://www-pref-okayama-jp.cache.yimg.jp/soshiki/362/
岡山県感染症情報センターホームページ
 https://www.pref.okayama.jp/soshiki/309/

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発行:岡山県感染症情報センター(岡山県環境保健センター)
  
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