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岡山県感染症情報メールマガジン(2025年 11月7日発行)

メルマガ 発行日時
岡山県感染症情報メールマガジン 2025年11月07日 15時00分

 

岡山県感染症情報メールマガジン(2025年 11月7日発行)

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    岡山県感染症情報メールマガジン ( 2025年11月7日 )
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■標題
 感染症発生動向調査 週報・急性呼吸器感染症(ARI)情報・インフルエンザ情報 の更新 について
■概要
 感染症発生動向調査 2025年  第44週 の 週報・急性呼吸器感染症(ARI)情報・インフルエンザ情報
 をホームページに掲載しましたのでお知らせします。

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  岡山県は『インフルエンザ注意報』発令中です
  岡山県は 『 腸管出血性大腸菌感染症注意報 』 発令中です
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◆◆インフルエンザの流行拡大が懸念されます!感染に注意しましょう◆◆
 感染予防対策と発熱等の症状が出た時の対応はこちらをご覧ください。
 → 岡山県ホームページ「インフルエンザ対策について」(疾病感染症対策課)
   https://www.pref.okayama.jp/page/detail-115995.html

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       岡山県感染症週報 第44週 
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◆2025年 第44週( 10 / 27 ~ 11/ 2 )の感染症発生動向(届出数)
■全数把握感染症の発生状況(第44週届出分)
 第 43週 2類感染症 結核 1名(70代 男)
      5類感染症 アメーバ赤痢 1名(60代 男)
            梅毒 1名(50代 男)
            百日咳 1名 (小学生 女)
 第 44週 2類感染症 結核 2名(60代 男1、70代 女1)
      3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 2名(O157:幼児 女1、20代 女1)
      4類感染症 日本紅斑熱 1名(60代 男)
            レプトスピラ症 1名(30代 男)
      5類感染症 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 1名(90代 男)
            侵襲性肺炎球菌感染症 1名(70代 男)
            梅毒 1名(20代 女)
            百日咳 8名(乳児 男1、小学生 男1・女1、20代 男1・女1、40代 女2、50代 男1)
■定点把握感染症の発生状況
 ○インフルエンザは、県全体で226名(定点あたり4.52人)の報告がありました。
 ○新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で122名(定点あたり2.44人)の報告がありました。
 ○急性呼吸器感染症(ARI)は、県全体で3,354名(定点あたり67.08人)の報告がありました。
 ○伝染性紅斑の報告数が多くなっています。
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 1 インフルエンザは、県全体で226名の報告があり、前週から増加しました(定点あたり2.88 → 4.52人)。
  岡山県は10月30日に「インフルエンザ注意報」を発令し、広く注意を呼びかけています。
  詳しくは「インフルエンザ週報」および岡山県感染症情報センターホームページ
  『2025/26年シーズン インフルエンザ情報「インフルエンザ注意報」発令中!』をご覧ください。
 2 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、県全体で122名の報告があり、前週と同数でした(定点あたり2.44 → 2.44人)。
  詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報』をご覧ください。
 3 急性呼吸器感染症(ARI)は、県全体で3,354名の報告があり、前週から増加しました(定点あたり56.00 → 67.08人)。
  詳しくは、「☆急性呼吸器感染症(ARI)情報」および岡山県感染症情報センターホームページ
  『急性呼吸器感染症(ARI)情報』をご覧ください。
 4 腸管出血性大腸菌感染症は、2025年第44週に2名の報告があり、2025年の累計報告数は73名となりました(2024年の同時期:58名)。
  詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『腸管出血性大腸菌感染症注意報 発令中!』をご覧ください。
 5 日本紅斑熱は、2025年第44週に1名の報告があり、2025年の累計報告数は18名となりました(2024年の同時期:18名)。
  ダニが媒介する感染症として、他に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)やつつが虫病などがあります。
  これらは、病原体を保有するツツガムシまたはマダニに刺咬されることで感染します。
  また、SFTSに関してはイヌやネコからの感染も報告されています。ダニに刺咬されないための予防対策等については
  コラム「ダニが媒介する感染症に注意しましょう!」をご覧ください。
6 梅毒は、2025年第44週に1名の報告があり、2025年の累計報告数は212名となりました(2024年の同時期:300名)。
  詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『梅毒について』をご覧ください。
7 百日咳は、2025年第44週に8名の報告があり、2025年の累計報告数は全数把握による統計を開始した
  2018年以降最多の2,047名となりました。
  予防法は、予防接種のほか、感染者との接触を避ける、流行時のうがいや手洗い、手指の消毒などです。
  感染時は『咳エチケット』を心がけ、感染拡大防止に努めましょう。
  また、風邪と見分けがつかないまま、感染を広げる可能性があるため、咳が続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。
8 伝染性紅斑は、県全体で29名の報告があり、前週とほぼ同数でした(定点あたり1.11 → 1.04人)。
  詳しくは「今週の注目感染症」をご覧ください。

☆急性呼吸器感染症(ARI)情報
 急性呼吸器感染症(ARI)は、県全体で3,354名の報告があり、前週から増加しました(定点あたり56.00 → 67.08人)。
  地域別では、備中地域(127.40人)、岡山市(76.39人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
  基本的な感染防止策(換気や手洗い・手指消毒、場面に応じてのマスクの着用を含めた咳エチケットなど)に留意し、感染対策に努めましょう。
  → 『急性呼吸器感染症(ARI)情報』(岡山県感染症情報センター)
     https://www.pref.okayama.jp/page/971468.html

<今週の注目感染症>
☆伝染性紅斑
●発生状況
 全国の第43週の定点あたり報告数は第42週から減少しました(0.95→0.75人)。
 都道府県別では、佐賀県(3.25人)、山形県(2.58人)、宮崎県(2.40人)の順に定点あたり報告数が多く、
 5県で警報レベルの2.00人を超えています。
 岡山県の第44週の定点あたり報告数は前週とほぼ同数でした(1.11→1.04人)。
 地域別では、真庭地域(4.00人)、備前地域(2.50人)、備中地域(2.33人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
 病気の特徴予防法など詳しくはこちら
 ⇒伝染性紅斑(厚生労働省)
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/fifth_disease.html
  伝染性紅斑(国立健康危機管理研究機構)
  https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/5th-disease/index.html

その他コラムは・・・
 『ダニが媒介する感染症に注意しましょう!』
 『食中毒予防の3原則 岡山県は腸管出血性大腸菌感染症注意報を発令中です!』
 『令和6年度と同様に、令和7年度も10月から新型コロナワクチン定期接種が実施されます。』
 を掲載しています。

◆関連リンク◆
〇新型コロナウイルス感染症について(岡山県)
https://www-pref-okayama-jp.cache.yimg.jp/site/1185/
〇新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
〇インフルエンザに関する報道発表資料(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou_00018.html
〇性感染症(国立健康危機管理研究機構)
https://id-info.jihs.go.jp/diseases/route/std/index.html
〇梅毒対策(岡山県疾病感染症対策課)
https://www.pref.okayama.jp/site/syphilis/
〇重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
〇日本紅斑熱とは(国立健康危機管理研究機構)
https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/jsf/010/jsf-intro.html
〇つつが虫病(国立健康危機管理研究機構)
https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/Scrub-Typhus/010/tsutsugamushi.html
〇マダニ対策、今できること(国立健康危機管理研究機構)
https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/tick-borne-diseases/tick-prevention/index.html
〇食中毒予防の3原則(岡山県生活衛生課)
https://www.pref.okayama.jp/page/detail-101780.html
〇家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00006.html
〇インフルエンザに関する報道発表資料(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou_00023.html

■「週報」 掲載ページ
https://www.pref.okayama.jp/page/99228.html
■新型コロナウイルス感染症(COVID-19)情報(岡山県感染症情報センター)
https://www.pref.okayama.jp/page/644784.html
■急性呼吸器感染症(ARI)情報
https://www.pref.okayama.jp/page/971468.html

岡山県疾病感染症対策課ホームページ
https://www-pref-okayama-jp.cache.yimg.jp/soshiki/362/
岡山県感染症情報センターホームページ
https://www.pref.okayama.jp/soshiki/309/

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