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近年では夏季の高温により、米の品質低下が問題となっています。対策として追肥が挙げられますが、高温下の作業は負担が大きいため、省力技術の普及が求められています。
先進技術の研修や会員相互の連携を目的として組織された井笠地域稲作経営体ネットでは、省力技術を検討するために、ドローンを活用した追肥を実施しました。また、水田内の生育ムラに応じて散布量を加減する「可変施肥」を実施し、肥料コストの低減にも取り組みました。9月3日に開催した研修会では、今回の取組内容を会員間で情報共有したほか、普及指導センターが設置している実証ほの経過や農薬メーカーからの情報提供をうけ、活発な議論が行われました。
【ドローン追肥の準備中】
【取組内容を熱心に聞く生産者】