今年も猛暑に加え少雨が続く中、米の品質低下が懸念されています。普及センターでは、7月以降、生産者に対し講習会やほ場巡回を通して、節水管理や病害虫防除の徹底、状況に応じた穂肥の実施を周知してきました。また、今年はLINEの公式アカウントを作成し、登録会員に病害虫や早生品種の収穫適期の早期化等の情報を迅速に提供しています。
現地実証では、高温耐性の高い「にじのきらめき」を試験栽培し、生育経過を追跡調査しており、今後収量品質の優位性を検証する予定です。
早生品種はすでに収穫が始まっていますが、水が確保できたほ場は平年以上の収量が期待できそうです。
今後も中生・晩生品種の安定生産に向け、適期管理の励行を呼びかけます。
【講習会で高温対策のポイントを説明】
【にじのきらめきの実証ほを設置】