美作広域農業普及指導センターは6月20日、美作地域の6次産業化事業者ら16名を対象に、勝英地域事務所でHACCPの考え方に基づいた衛生管理を学ぶ研修を開催した。講師の美作保健所衛生課担当者から、各自の事業、施設に応じた衛生管理を学べるように演習形式の講義を行った後、西本農園(美作市)に移動して、農園代表が6次産業化の苦労話も交え、衛生管理の取組を話した。
参加者からは、「図面を描いて作業工程や動線を整理することで衛生管理への理解が深まった」「クレーム対応に衛生管理記録が役立つことが分かった」という感想が聞かれた。
この研修は、食品衛生法改正で、原則としてすべての食品等事業者がHACCPに沿った衛生管理に取り組むことに対応するもの。今後、真庭会場、津山会場でも開催予定である。