美作広域農業普及指導センターは6月4日、美作市内で、美作県民局管内のりんどう産地を対象に合同研修会を開催しました。褐斑病対策等の講演と岡山県オリジナル品種「ピンク中生1号」のほ場視察を行い、生産者、JA職員など22人が参加しました。
ほ場では、「ピンク中生1号」の栽培上の注意点、挿し芽による増殖方法等について普及指導センター、農林水産総合センターやほ場の園主から説明しました。「ピンク中生1号」は、8月中旬頃出荷される品種で、この時期に出荷されるピンクの品種は少なく、生産者からの注目も高いため、「栽培してみたいが、私の地域でも栽培できるか」「出荷期に市場でピンク品種が少ないので、短くても十分高値の販売が期待できると思う」「挿し芽に使う部位で生育の差はあるか」など参加者間で活発な情報交換が行われました。