美作広域農業普及指導センターは5月29日にパン用小麦産地見学会を開催し、県内製粉会社、市内パン事業者等30名が参加した。収穫を2~3週間後に控えた農事組合法人AKファーム(津山市安井)の小麦ほ場で今年の生育状況を確認した後、生産者から小麦栽培の工夫や苦労について、普及指導センターから高品質小麦生産に向けた取組について、津山市から生産・流通面での支援についてそれぞれ説明した。
参加した製粉会社職員は、「ほ場によって小麦の出来が異なることに驚き、栽培の難しさを感じた」「大切に育てていただいた小麦を大切に扱い、販売していきたい」と話していた。