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備南広域農業普及指導センター及び井笠農業普及指導センターは、11月19日に笠岡市の井笠地域事務所会議室で、パート従業員の効果的な募集方法や採用効果、また継続的な雇用に繋がる取組について学ぶ研修会を開催し17名の参加がありました。
まず、新農業経営者クラブ礎会伊藤照氏がプロジェクト活動「小さな農家の採用戦略!~産地のジレンマを打ち破れ~」と題し発表、それを受けて特定社会保険労務士の富永裕子氏から事業継続のためにも雇用対策は早くから検討する事が重要である事や経営者自身の責任感が向上し経営にも良い影響があること等について説明がありました。
続いて先輩農家の榎本輝氏から「雇用の力と定着に向けて」雇用導入のメリットや効果を実体験から語ってもらいました。
参加者は3人の話を熱心に聞き、「求人時期の大切さや応募が意外に多いことに驚いた」、「勤務時間の設定や雨の日の対応はどうしているのか」等の感想や質問があり活発な意見交換が行われました。
今後は、令和8年1月21日に認定農業者等を対象に、雇用に際し働きたいと思える作業環境づくりの対策について研修会を開催する予定です。
【プロジェクト活動紹介】
【雇用について意見交換】