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イノシシやニホンザルの出没にご注意ください

印刷ページ表示 ページ番号:0893298 2024年1月25日更新自然環境課

 イノシシやニホンザルは、本来臆病な動物ですが、人慣れすると食べ物や場所に執着し、狂暴化したり、興奮して人を襲うことがあります。
近年、イノシシやニホンザルが市街地にも出没し、人身被害が発生するなど問題となっています。イノシシやニホンザルとの遭遇に備え、あらかじめ特性や対処法を知り、被害に遭わないようご注意ください。

イノシシと遭遇したときは

イノシシには近づかない

 遠くでイノシシを見つけたときは、ゆっくりとその場を離れ、イノシシから見えない場所に移動しましょう。
 子どものイノシシであっても、近くに母イノシシがいるので近づかないでください。

イノシシを刺激しない

 興奮したイノシシは、人に向かってくる性質があります。イノシシに出逢ったときに、追い払おうと大声を出したり、物を投げつけたりすると、イノシシが興奮して襲ってくる可能性があります。決してイノシシを刺激しないでください。
 イノシシが負傷しているときや市街地に迷い込んでいるときは、興奮している可能性が高いので、イノシシから見えない場所に避難してください。

イノシシが襲ってきたら

 万が一、イノシシが襲ってきても、決して反撃せず、建物や車の中に避難したり、高い場所に移動する(木に登る)などして安全を確保しましょう。
 犬を連れていると特に危険です。イノシシが近づいてきたら、リードを放して避難してください。

ニホンザルと遭遇したときは

人の姿を見ても逃げないときは

 人の姿を見ても逃げず、威嚇してくる場合は、決して刺激せず、ゆっくりとその場を離れてください。
 サルと目線を合わせると、威嚇されたと思い襲ってくる場合がありますので、サルの目を見ないようにしましょう。

人の姿を見て逃げるときは

 人の姿を見て逃げる場合は、人に対する恐怖心を学習させ、繰り返し農地や集落に接近させないようにするため、大きな声や音で追い払いを行うことが有効です。
 追い払いの道具を持っている場合は、必ず周囲の安全を確認し、取扱いに十分注意した上で追い払いを実施してください。ただし、追い払いは決して一人では行わないでください。

イノシシやニホンザルを市街地に近づけないために

エサを与えない 

 学習能力の高いイノシシやニホンザルは、いつも同じ場所でエサにありつけることを覚えると、その場所に居着いてしまい、頻繁に出没するようになります。子どものイノシシやニホンザルを含め、エサは与えず、餌付けは絶対に行わないでください。
 こうした直接的な餌付けに限らず、次のような行為も間接的な餌付けとなるため、慎むよう心がけましょう。
(間接的な餌付け行為の例)
 ・ごみ収集場所に夜のうちに生ごみを出す
 ・不要な農作物を農地周辺に捨てる
 ・収穫しなくなった柿や栗の木を放置する など

付近の農地の農作物を防護する

 市街地付近に農地がある場合は、農作物に誘引されて、イノシシやニホンザルが市街地に出没する場合があります。農作物の防護は、イノシシやニホンザルを市街地に近づけないための対策となります。
 対策には、防護柵の設置が有効ですが、仕様や設置方法は動物により異なります。防護柵の設置について、詳しくはこちら(農林水産総合センターHP鳥獣害対策室HP)をご覧ください。

やぶや竹林を刈り払い、隠れる場所を作らない

 イノシシやニホンザルは、本来、人前に身をさらすことを嫌う動物です。耕作放棄地や管理されていない竹林は、格好の潜み場になるので、定期的に刈り払い、動物にとって居心地の悪い環境にしておくことも重要です。

イノシシやニホンザルを市街地で見かけたときは

 イノシシやニホンザルを市街地で見かけたときは、市役所・役場に通報してください。身の危険を感じるなど緊急の場合は、警察署へ通報してください。